「詮索」とは?意味や類語!例文と解釈
「詮索」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「詮索」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「詮索」とは?
- 「詮索」の英語と解釈
- 「詮索」の表現の使い方
- 「詮索」を使った例文と意味を解釈
- 「詮索」の類語や類義語
「詮索」とは?
「詮索」というのは細かいところまで探り求める、小さいことまでとやかく言う、細かい事まで突き詰めて調べ求める、などという意味があります。
例えば、近所の人の中にやたらと他の家庭の事情について「詮索」したがる人がいる、ということもあるかもしれませんね。
誰かが喧嘩をしたらしいとなれば、どこの夫婦が喧嘩をしたのか、一体どのようなトラブルを抱えているのか、「あそこはご主人が浮気しているかもしれない」「あそこは奥さんがあの人とトラブルを引き起こしたらしい」など、やたらと詳しい場合、もしかしたら「詮索」しているのかもしれません。
- 「詮索」の読み方
「詮索」の読み方
「詮索」は「せんさく」と読みます。
ご近所付き合いなど、人間関係において使われることが多い表現ですから、ぜひ覚えておきましょう。
「詮索」の英語と解釈
「詮索」という表現を英語にすると“scrutiny”や“search”、“inquiry”などの表現が使えます。
例えば「あの人は詮索好きだから気をつけて」ということであれば“That person is really nosey so be careful.”になります。
「詮索」の表現の使い方
他人の家庭の事情等に必要以上に首を突っ込んだり、知りたがる人のことを「詮索好き」ということがありますね。
何か建設的なことをしようと思って図書館で調べるなどということではなく、どのようなトラブルが起こっているのか知りたがる、野次馬のように面白がる、という人が「詮索好き」になります。
もしも近所で夫婦喧嘩をした、どちらかが浮気をして離婚寸前である、などという情報を聞いたとき、確かに関心を持つ人が多いかもしれません。
しかし、実際に張本人に聞いたり、近所の人に聴き込んだりして具体的な事情を知ろうとした場合、それは「詮索」しているということになります。
「詮索」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「詮索」を使った例文1
- 「詮索」を使った例文2
「詮索」を使った例文1
「あの人は詮索好きだから余計な事は言わないで」
「詮索」好きな人がいると、どのようにしたら良いのか困りますよね。
そのような人は客観的に物事を見ないことも多く、噂に惑わされてしまうこともあるでしょう。
また、そのような人が他の人に真実ではない話をすることにより、余計に話がこじれてしまうこともあるかもしれません。
「詮索」を使った例文2
「他人を詮索するべきではありません」
人間にはそれぞれ事情があります。
人には言えない悩みを抱えている人も多いことでしょう。
他の人のプライバシーはしっかり守る必要があります。
しつこく何が起こったのか聞き出そうとしたり、面白がって質問したり、という事はマナー違反になります。
他の人が話そうとしたわけでは無いならば、自ら面白がって話を聞き出すという事は避けた方が良いでしょう。
「詮索」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「捜索」【そうさく】
- 「検索」【けんさく】
「捜索」【そうさく】
「捜索」というのは人の行方や隠してあるものを求めて探すという意味です。
例えば犯罪捜査や滞納処分等でさすが「捜索」をすることがありますね。
「ガサ入れ」と呼ばれることもあります。
「検索」【けんさく】
「検索」というのは文書やカード、データなどから必要な情報を探し出すという意味です。
特に文献等の中から必要なものを探すときにこの表現が使われます。
「詮索」という表現は人間付き合いで聞くことも多いのではないでしょうか。
他の人から「詮索好き」とは思われないようにしたいですね。