「手詰まり」とは?意味や類語!例文と解釈
「手詰まり」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「手詰まり」の意味を詳しく紹介していきます。
目次
- 「手詰まり」とは?
- 「手詰まり」の英語と解釈
- 「手詰まり」の表現の使い方
- 「手詰まり」を使った例文と意味を解釈
- 「手詰まり」の類語や類義語
「手詰まり」とは?
「手詰まり」というのは為すべき手段や方法が尽きて困る、という意味になります。
施すべき手段や方法がない、特に金銭の面で工面に困る、という意味で使われるのです。
例えば「交渉が手詰まりの状態になってしまいました」ということもあるでしょう。
何か事件が起こって警察が捜索した時など、これ以上捜索する術がないとなったら「捜索が手詰まりになった」と表現することも可能です。
大学で研究をしていて論文が「手詰まり」になることもあるかもしれないですね。
研究をしているとうまくいかなくなることがありますが、そのような時に「手詰まり」という表現が使えます。
- 「手詰まり」の読み方
「手詰まり」の読み方
「手詰まり」は「てづまり」と読みます。
よく使われる表現でもありますので、ぜひ覚えておきましょう。
「手詰まり」の英語と解釈
「手詰まり」という表現を英語にすると“dead end”や“deadlock”、“standstill”や“stalemate”などと表現できます。
少々レベルの高い英語だと“impasse”でも良いですね。
「手詰まりでにっちもさっちもない」ということであれば“I am really in a fix.”になります。
「手詰まり」の表現の使い方
ビジネスをしていると、なんだかうまくいかないということもあるかもしれないですね。
例えばお店を経営している時、様々なサービスを導入して集客を図りますが、それでもうまくいかない、経済的に成功していない、などということもあるかもしれません。
その一方でどのような手を尽くしてもうまくいかず、これ以上尽くす手がない、これ以上何もしようがない、ということがあるかもしれません。
このような場合は「ビジネスが手詰まりになった」と表現できます。
「手詰まり」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「手詰まり」を使った例文1
- 「手詰まり」を使った例文2
「手詰まり」を使った例文1
「研究が手詰まりになってしまい、少し休憩しているところです」
大学院生などが研究をしている時、どうしても研究が進まない、研究が途中で止まってしまった、などということがあるでしょう。
それはむしろ当たり前のことです。
何の苦労もなく研究できて何の「手詰まり」もなく結果が出せたら、そもそも苦労しないですよね。
もしかしたら考えすぎているだけかもしれませんので、もしも「手詰まり」になったら少し休みましょう。
ふとした時にアイディアが浮かぶかもしれません。
「手詰まり」を使った例文2
「会社が手詰まりになり、父は会社を手放すことにしました」
会社がこれ以上、為すべき術がないという状態になった時、経済的な事情によっては会社を手放すこともあるかもしれません。
いっそ会社が倒産した方が新たな会社を築きやすい、これ以上経営者にはなりたくない、と感じることもあるかもしれないですね。
「手詰まり」になった場合、早めの決断が期待されることもあります。
「手詰まり」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「行き止まり」【いきどまり】
- 「泥沼状態」【どろぬまじょうたい】
「行き止まり」【いきどまり】
「行き止まり」は一切の発展が望めない状態です。
「手詰まり」、デッドロック、などと言われます。
「泥沼状態」【どろぬまじょうたい】
「泥沼状態」というのは物事がそれ以上進まない状態になっているということです。
抜け出せない、混迷した、という意味になります。
「手詰まり」になってしまったらやり方を変えることも大切です。
いっそ少し休んでみたり、あきらめるという選択肢を持っても良いかもしれません。
少し休んだら新たな考えが浮かぶ可能性もありますね。