「盲亀の浮木」とは?!解説
ことわざで「盲亀の浮木」とはどの様な意味で使われる言葉なのでしょうか。
目次
- 「盲亀の浮木」とは?
- 「盲亀の浮木」の概要
「盲亀の浮木」とは?
「盲亀の浮木」の読み方と意味について紹介します。
- 「盲亀の浮木」の読み方
- 「盲亀の浮木」の意味
「盲亀の浮木」の読み方
「盲亀の浮木」は「もうきのふぼく」と読みます。
非常に難しい読み方ですので、しっかりと覚えておきましょう。
「盲亀の浮木」の意味
「盲亀の浮木」の意味は「会えることが非常に難しいこと、滅多にないこと」です。
昔別れたきりで音信不通になっている人や、一時的に親しくしていたけれども住所や連絡先などを交換しないうちに縁が切れてしまった人に会うことを言います。
「盲亀の浮木」の概要
「盲亀の浮木」の概要について紹介します。
- 「盲亀の浮木」の由来
- 「盲亀の浮木」の使い方
「盲亀の浮木」の由来
「盲亀の浮木」は、仏教のお経に出てくる言葉に由来しています。
ある日お釈迦様が弟子に「海の底にいる目の見えない亀が、百年に一度海面に顔を出した時に、海面を漂流している丸太の穴に頭を入れることはあると思うか」と質問されました。
弟子が「ありません」と答えると、お釈迦様は「人が人として生まれることは、盲目の亀が丸太の棒に頭をいれることよりも難しく有難いことだ」と述べたことから使われる様になりました。
「盲亀の浮木」の使い方
「盲亀の浮木」は「滅多に会えない人」に対して使われます。
例文としては「30年前に別れたきりなのにこんなところで会えるとは正に『盲亀の浮木』だね」です。
「盲亀の浮木」は「会えることが非常に難しいこと、滅多にないこと」という意味です。
普段会えない人と偶然出会った時に使ってみましょう。