「早緑」とは?!解説
小説や詩などに使われる「早緑」とはどの様な意味の言葉なのでしょうか。
目次
- 「早緑」とは?
- 「早緑」の概要
「早緑」とは?
「早緑」の概要について紹介します。
- 「早緑」の読み方
- 「早緑」の意味
「早緑」の読み方
「早緑」は「さみどり」と読みます。
「早」を「さ」と読むのは「早苗」「早紀」など、女性の名前に使われる言葉です。
「早緑」の意味
「早緑」の意味は「春先の草木の様な鮮やかな緑色」です。
春になると、若草や若葉が次々と成長してきます。
まだ若い葉の色は濃い緑ではなく、明るく鮮やかな緑色をしていて、その色を「早緑」と言うのです。
「早緑」の概要
「早緑」の概要について紹介します。
- 「早緑」を分けて解釈
- 「早緑」と「睦月」
「早緑」を分けて解釈
「早」は「時刻が早い」「時期が早い」「速度のはやさ」「若々しい」という意味があります。
「緑」は「草木や葉の色」を表すだけではなく「大自然」を表す言葉としても使われています。
「早緑」は「若々しい草木や葉の色」で、大自然の生命力を象徴する表現なのです。
「早緑」と「睦月」
日本の12ヵ月にはそれぞれ呼名があります。
1月が「睦月」と言われるのはよく知られているところですが、実は「早緑月(さみどりづき)」とも呼ばれているのです。
由来は、1月に入る頃から次第に木や草の新芽が成長して緑色の部分が増えてくることからです。
「早緑」は「春先の草木の様な鮮やかな緑色」という意味です。
とても上品な言葉ですので、日常会話でも使える様にしておくと良いでしょう。