「持ち切り」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「持ち切り」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「持ち切り」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「持ち切り」とは?
- 「持ち切り」の表現の使い方
- 「持ち切り」を使った例文と意味を解釈
- 「持ち切り」の類語や類義語
「持ち切り」とは?
「持ち切り」というのは初めから終わりまでずっとその話題が続くということです。
例えば、「話題で持ち切り」ということがありますよね。
これは大勢の人がそのものに関する話をする、という意味になります。
例えば2019年5月1日、日本は平成の時代を終え、令和の時代を迎えました。
それにより、マスコミは皇室の話題をこぞって取り上げ、日本中が新しい天皇陛下と皇后陛下の話題で「持ち切り」になりましたよね。
新聞やテレビなど、天皇皇后両陛下の話題を取り上げ、あちらこちらの週刊誌もその話題で一面になりました。
まさに新しい時代の幕開けの話題で「持ち切り」だったといえます。
「持ち切り」の表現の使い方
「持ち切り」というのは初めから終わりまで続く、大勢の人がそれに関する話をしている、というときに使えます。
例えば「噂で持ち切り」という表現もありますね。
噂があっという間に広まり、あらゆる人たちがその話題について話をしている時、それは「持ち切り」だといえます。
事件が起こると、それに関して噂が広まりますよね。
たとえ正しくない噂であったとしても、そのような噂が広まって多くの人の関心を集めているときに「持ち切り」という表現が使えます。
「持ち切り」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「持ち切り」を使った例文1
- 「持ち切り」を使った例文2
「持ち切り」を使った例文1
「会社では部長の浮気の話で持ち切りでした」
職場で誰かが浮気をした、などということがあれば、その話題はあっという間に広まってしまうかもしれません。
人の噂も75日などとも言われますが、最近はインターネットが普及していることにより、噂が必要以上に広まってしまう可能性もあります。
「持ち切り」を使った例文2
「朝から晩まで政治家の汚職の話題で持ち切りでした」
その地元出身の政治家が汚職をしたなどということであれば、その地域では特に話題になりますよね。
汚職をしたなどというだけではなく、例えば浮気をしたなど、社会的に認められないことを政治家がした場合、ニュースでも報道されるのではないでしょうか。
特にその政治家を応援していた地域にとっては大きな裏切りだといえます。
「持ち切り」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「世間を賑わせる」【せけんをにぎわせる】
- 「脚光を浴びる」【きゃっこうをあびる】
「世間を賑わせる」【せけんをにぎわせる】
「世間を賑わせる」というのは噂話などが世の中の関心を呼ぶ、という意味になります。
「巷を賑わせる」ということもあります。
「脚光を浴びる」【きゃっこうをあびる】
「脚光浴びる」というのは広く世間から注目されるという意味です。
世間の注目の的となった時、この表現が使われます。
「持ち切り」という表現は日常的にも使えますのでぜひ覚えておきたい表現の1つです。
悪い噂で「持ち切り」になった時などは冷静に対応し、根拠のない噂を広めることがないように心がけたいですね。