「明るみに出す」の意味とは!類語や概要
「明るみに出す」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「明るみに出す」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「明るみに出す」とは?
- 「明るみに出す」の表現の使い方
- 「明るみに出す」を使った例文と意味を解釈
- 「明るみに出す」の類語や類義語
「明るみに出す」とは?
「明るみに出す」とは表立ったところに発表する、知らせるといった意味で使う言葉です。
- 「明るみに出す」の読み方
「明るみに出す」の読み方
「明るみに出す」と書いて「あかるみにだす」と読みます。
「明るみに出す」の表現の使い方
「明るみに出す」とは、表立ったところに発表する、知らせるという意味ですが、これは、隠していたものを公表するなどといった意味合いで使われることが多く、あまりいい意味合いで使うことはない言葉です。
「これが明るみに出たら、うちはお終いだ」「不正を明るみに出す」などと使います。
「明るみに出す」を使った例文と意味を解釈
それでは「明るみに出す」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「明るみに出す」を使った例文1
- 「明るみに出す」を使った例文2
「明るみに出す」を使った例文1
「パワハラの事実を明るみに出す」
「明るみに出す」とは、隠されていることを世間に知らせるといった意味合いで使われます。
ですから、例文のようにパワハラという通常は隠して行われること、悪いことに対して世間に発表する、みんなに知られるところとなるといった時に「明るみに出す」と表現するのです。
「明るみに出す」を使った例文2
「明るみに出すことで、世間から騒がれて大変なことになるだろう」
「明るみに出す」とは公表する、オープンにするといった意味ですから、隠していることが知られる状態になります。
ですから、例文のように世間が大騒ぎとなることもあるでしょう。
「明るみに出す」の類語や類義語
言葉の意味が理解できましたところで、「明るみに出す」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「公表する」【こうひょうする】
- 「暴露する」【ばくろする】
「公表する」【こうひょうする】
「公表する」とは広く、世間に発表するという意味になります。
知られていない内容、隠している内容とどちらの意味においても使います。
「真実を公表する」「隠していることを全部公表するつもりだ」「公表するのは止めて欲しい」などと使います。
「暴露する」【ばくろする】
「暴露する」とは秘密、悪事などを暴き、世間に知らせることを言います。
「明るみに出す」と同じ意味になります。
「秘密を全部暴露する予定だ」「彼女はすっかり怒って、これまでのことを暴露すると言ってきた」「暴露すると、お前だって困ることがあるだろう」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「明るみに出す」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「明るみ」とは、表立ったところ、公といった意味です。
そして「出す」とは発表する、知らせるといった意味になりますので、表立ったところへ発表すると覚えておきましょう。