「尻が割れる」とは?意味や類語!例文と解釈
「尻が割れる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「尻が割れる」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「尻が割れる」とは?
- 「尻が割れる」の語源や由来
- 「尻が割れる」の表現の使い方
- 「尻が割れる」を使った例文と意味を解釈
- 「尻が割れる」の類語や類義語
「尻が割れる」とは?
「尻が割れる」というのは隠し事や悪事が露見する、ばれる、という意味です。
例えば「すぐにばれてしまいそうな嘘」ということであれば「すぐに尻が割れそうな嘘」と表現できます。
隠していた悪事が露見する、企みがばれる、などという時に使われる表現であり、例えば職場においても「専務の策謀の尻が割れ、今は社内が混乱しています」などと表現できます。
- 「尻が割れる」の読み方
「尻が割れる」の読み方
「尻が割れる」は「しりがわれる」と読みます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「尻が割れる」の語源や由来
なぜ「尻が割れる」という表現をするのでしょうか。
「割れる」というのは隠れていた事実が明らかになるという意味になります。
例えば「犯人が割れる」「ネタが割れる」などと言われますよね。
これと同じ意味です。
秘密や内情が明らかになるという意味で、そこからばれる、という意味になっています。
「尻が割れる」の表現の使い方
「尻が割れる」という表現は隠し事や悪事が露見する、秘密や内情があらわになる、という意味で使われます。
そのため、例えば「悪巧みはすぐに尻が割れる」「職場における策略の尻が割れる」などと表現できます。
サプライズパーティーがばれてしまったなどということではなく、企んでいた悪い事が表に入れてしまった、などという時に使われる表現であり、企みがばれる、悪事がばれる、などという意味で使われます。
「尻が割れる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「尻が割れる」を使った例文1
- 「尻が割れる」を使った例文2
「尻が割れる」を使った例文1
「息子はいたずらをしようとしていましたが、尻が割れ、先生に怒られていました」
学校で子供がいたずらをしようとしてばれてしまった、という事は珍しいことでは無いですよね。
子供たちはいろいろないたずらをしますが、後に善悪の判断をつけ、悪い事は悪い、と覚えるようになります。
しかしそれでもいたずらをしてみたいと思う子供は多いのではないでしょうか。
その一方で、いたずらをしようとしたもののそれが先生にばれてしまい、こっぴどく叱られたなどという子供もいるかもしれませんね。
「尻が割れる」を使った例文2
「同僚の策略の尻が割れ、左遷された」
職場では誰かが策略を考え、その結果左遷されてしまったなどということもあるかもしれませんね。
悪い場合はクビになってしまうかもしれません。
例えば同僚を出し抜こうとした、取引相手に情報を伝えていた、などということになると信頼問題に関係しますから、同じ職場では働けなくなるかもしれません。
もしも職場で悪いことをしようとするならば、そのリスクも考えなければいけないといえます。
また、そのような策略や陰謀は企てないことが大切です。
「尻が割れる」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介します。
- 「ばれる」
- 「露見する」【ろけんする】
「ばれる」
「ばれる」とは隠していたことや嘘などが明るみに出る、という意味です。
秘密や隠し事が発覚する、という意味で使われます。
「本性がばれる」などとも使われますね。
「露見する」【ろけんする】
「露見する」というのは皆に知られたくない話を公にされる、さらされる、暴露される、という意味です。
明かされる時にもこの表現が使われます。
「露顕する」と書かれることもあり、「露呈する」などと言われることもあります。
「尻が割れる」という表現は日常的に使う表現ではありませんが、ぜひ覚えておきたい表現の1つです。
隠し事などはしないようにしたいものですね。