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「按分」の意味とは!類語や概要

この「按分」は、意味が分かると使い勝手のいい言葉だと言えるでしょう。

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目次

  • 「按分」とは?
  • 「按分計算」とは?
  • 「按分」を使った例文と意味を解釈
  • 「按分」の類語や類義語


「按分」とは?

「按分」とは、何かを分ける時に、ある基準に応じた割合によって行うことです。

例えば、50個あるコインをゲームの点数に応じた割合で分配するという場合に、3人のプレイヤーがそれぞれ400点、1000点、600点だったとします。

これらの点数は比率にすると、2:5:3となり、この基準で50個のコインを3人に分配するなら、10個、25個、15個という数になります。

このような配分の仕方を「按分」と呼んでいます。

  • 「按分」の読み方

「按分」の読み方

「按分」は、「あんぶん」と読む言葉です。

「按」の字はあまり見掛けませんが、よく調べる、よく考えるといった意味のある漢字です。

読み方としては、部首の「てへん」を考えないで読むと覚えておくといいかも知れません。

一見では難しい漢字でも、これと同様に、部首の一つを外して考えると簡単に読めるものが意外と少なくありません。



「按分計算」とは?

先のコインの例のような計算が、この按分計算です。

もう一つ具体的な例を挙げると、公職の選挙において、同一の苗字や名前の候補者が同一の選挙区に2人以上居た場合に、その誰に投票されたのか区別が付かない投票については、そのような投票以外の得票数による按分によってその投票分が振り分けられることになっています。

「坂本一郎」「坂本栄二」という2人の候補者だとして、それぞれ3500票と5500票を獲得していると、割合にして7:11となる為、「坂本」とだけ書かれた投票が3票確認された場合、「坂本一郎」には166、「坂本栄二」には833という配分となり、それらの数字が得票数に加算されます(小数点第4位以下は切り捨てになります)。

選挙の結果で得票数が「12166」などという結果を見掛けるのは、こういったルールになっているからです。

「按分」を使った例文と意味を解釈

「按分」を使った例文と、その意味の解釈です。

使い方が分かると、以下の例文のように、便利に使える場面があるでしょう。

  • 「按分」を使った例文1
  • 「按分」を使った例文2

「按分」を使った例文1

「お互いの人数で按分すればいいだろう」

その人数が50人と80人だったとすると、分けるべき対象を5:8の割合で配分するという意味です。

団体ごとに何かが支給されるといった場合などによく使われる形です。

「按分」を使った例文2

「按分にすると差が大きくなり過ぎるので、多少融通を利かせて欲しい」

上の例文のように、人数によって何かを按分するとした時に、それが50人と300人のように大きな差があるケースだと、割合にして1:6となってしまい、それではちょっと差が大きいのではないかと思ってしまうこともあるでしょう。

何も按分だけが全てではないので、融通というものを利かせて、1:4や1::3程度の差に留めることあってもいいでしょう。



「按分」の類語や類義語

「按分」と似た意味で使える言葉です。

全く一緒の意味なので、「按分」では分かりにくい場合には、こちらに置き換えて使うといいでしょう。

  • 「比例配分」【ひれいはいぶん】

「比例配分」【ひれいはいぶん】

「按分」と一緒で、ある基準に応じた割合によって配分することです。

そのまま言い換え表現になり、こちらが使われることも多いです。

icon まとめ

選挙の例のように、世の中ではこの「按分」が使われることがそれなりにある為、しっかりと意味を覚えておきたい言葉です。