「様変わり」の意味とは!類語や概要
「様変わり」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「様変わり」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「様変わり」とは?
- 「様変わり」の表現の使い方
- 「様変わり」を使った例文と意味を解釈
- 「様変わり」の類語や類義語
「様変わり」とは?
「様変わり」というのは様子や姿が変わること、取引で相場の形成が急変すること、という意味になります。
物事が大きく変化することや目まぐるしい変化と言われることもあり、様子や情勢がすっかり変わるという意味で使われることもあります。
「区画整理がなされて街並みが様変わりしてしまった」などと表現されますね。
例えば、実家を離れて暮らしている場合、久しぶりに実家に行ったら「町が様変わりしていてよくわからなかった」などと表現する人もいるのではないでしょうか。
- 「様変わり」の読み方
「様変わり」の読み方
「様変わり」という言葉は「さまがわり」と読みます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「ようがわり」ではありません。
「様変わり」の表現の使い方
「様変わり」という表現は大きく変化するという意味で使われます。
例えば、レストラン等は時代に応じて大きく「様変わり」していくことがありますよね。
以前は中華料理しか使っていなかったというレストランであっても、いつの間にか様々な国の料理を扱うようになった、ということがあるかもしれません。
あるいは、田舎で全然魅力的なものがなかった地域であったとしても、徐々にショッピングモールなどが立ち並び、いつの間にか「様変わり」してしまったということもあるのではないでしょうか。
「様変わり」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「様変わり」を使った例文1
- 「様変わり」を使った例文2
「様変わり」を使った例文1
「故郷を離れて10年以上が経ちますが、すっかりと様変わりしてしまいました」
大学進学や就職などで故郷を離れると、なかなか故郷に帰らないということもあるのではないでしょうか。
お盆や年末年始には帰っていたという人も、例えば結婚して子供ができたり、仕事で遠く離れてしまったりするとなかなか帰れないということがあるかもしれませんね。
そのような場合、いつの間にか故郷が全然変わっていた、ということもあるのではないでしょうか。
「様変わり」を使った例文2
「ここはきれいな山だったのですが、伐採が進んで大きく様変わりしました」
「様変わり」するというのは良い意味のみで使われるわけではありません。
田舎が都会のように「様変わり」したということがあれば、自然がすっかり「様変わり」してしまい、昔のきれいな山や林が失われてしまった、ということもあるかもしれません。
好まれる「様変わり」もあれば、あまり好まれない「様変わり」もあるかもしれませんね。
「様変わり」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「目まぐるしい変化」【めまぐるしいへんか】
- 「急速な変化」【きゅうそくなへんか】
「目まぐるしい変化」【めまぐるしいへんか】
「目まぐるしい変化」というのは次々と状況や様子が変化して行く様、いう意味になります。
「目まぐるしい」という表現はことの成り行きや動向などが頻繁に変化するという意味を表します。
「急速な変化」【きゅうそくなへんか】
「急速な変化」というのは物事が大きく変化する事という意味です。
「急速」という表現には物事の起こり方や進み方が非常に早いという意味があります。
「様変わり」という表現は日常的にも使われますのでよく覚えておきましょう。
大きく変化してしまったときなど、この表現を思い出したいですね。