「東西南北」の意味とは?読み方や英語・類語・覚え方・麻雀での使われ方も解説!
「東西南北」は、方角を表す為に使います。
そして、麻雀でも聞くことになる言葉です。
目次
- 「東西南北」とは?
- 「東西南北」の英語
- 「東西南北」の覚え方
- 「東西南北」の類語
「東西南北」とは?
「東西南北」の4つの漢字は、それぞれ方角を表しています。
これらはその位置からの方角として使う場合と、客観的にどちらに当たるかと使う場合があります。
この「東西南北」とまとめた時には、言葉として「方向」というニュアンスになります。
例として、「まず東西南北が分からないことには始まらない」のように使うことが多いです。
- 「東西南北」の読み方
「東西南北」の読み方
「東西南北」は、「とうざいなんぼく」と読みます。
4つの漢字とも音読みで繋げた言葉で、訓読みでは「東」は「ひがし」、「西」は「にし」、「南」は「みなみ」、「北」は「きた」です。
尚、麻雀では「東」は「とん」、「南」は「なん」、「西」は「しゃー」、「北」は「ぺー」と発音し、順番も「東南西北」となります。
この順に時計回りに自分がどの家(ちゃ)なのかが変わっていくというゲーム性で、方角と一緒で東家の向かいは西家、南家の向かいは北家です。
「東西南北」の英語
「東西南北」のそれぞれを英語にして解釈していきます。
日本でもそれぞれの発音をカタカナ語として使っています。
- 「東」
- 「西」
- 「南」
- 「北」
「東」
「東」は英語では“east”です。
発音は「イースト」で、日本でも「イーストビル」などと用いられている言葉です。
「西」
「西」は英語で“west”となり、出口の表記に英語で“west exit”とあれば、「西口」となります。
発音は「ウエスト」です。
「南」
「南」は“south”と表記し、「サウス」と発音します。
上の“east”や“west”と比べると、あまりカタカナ語では聞かないかも知れません。
「北」
「北」は“north”で、「ノース」と読む言葉です。
こちらもあまり聞かない言葉ですが、「THE NORTH FACE」(ノースフェイス)という登山ブランドは日本でも有名です。
「東西南北」の覚え方
その位置からどちらが東でどちらが西かといったことは、日の出から判断できます。
太陽は地球上では必ず東から昇り、西に沈んでいきます。
そして、東を前にして、その右に当たる方角が南、左が北になります。
麻雀の各家も卓の中央からこの通りの配置となり、東から南、西と左に回っていきます。
「東西南北」の類語
「東西南北」と似た意味で使える言葉です。
先にニュアンスとして「方向」と書きましたが、こちらは「全ての方角」という解釈です。
- 「全方位」【ぜんほうい】
「全方位」【ぜんほうい】
上のように、全ての方角という意味で使う言葉で、「全方位とも包囲されている」とすると、四方を囲まれているという意味になります。
このような使い方では、「全方向」と言い換えても構いません。
「東西南北」は、この4つの漢字をまとめて使うと、方向そのものや、全方向という意味になると解釈してください。