「持て余す」とは?意味や類語!例文と解釈
「持て余す」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「持て余す」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「持て余す」とは?
- 「持て余す」の英語と解釈
- 「持て余す」の表現の使い方
- 「持て余す」を使った例文と意味を解釈
- 「持て余す」の類語や類義語
「持て余す」とは?
「持て余す」というのはうまく扱い切れないで処置に困る、という意味です。
例えば、言うことを聞かない子供は持て余してしまうという人も多いかもしれませんね。
子供に何を言っても通じないとなった場合、子供の扱いがわからない、どうしたら良いのか悩む、ということで子供の扱いを「持て余す」ことがあります。
或いは、時間が有り余っている時など、暇で時間を「持て余す」ことがあるかもしれません。
取り扱いに困る時、「持て余す」という表現が使えます。
- 「持て余す」の読み方
「持て余す」の読み方
「持て余す」という表現は「もてあます」になります。
日常的にも使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「持て余す」の英語と解釈
「持て余す」という表現を英語にすると“be too much for one”や“be more than one can manage”になります。
「仕事が多くて持て余している」ということであれば“I have more work than I can manage.”になります。
「持て余す」の表現の使い方
何かの取り扱いに困る、どうしたら良いのかわからない、という事は日常的に起こりうることですよね。
例えば親が口うるさくてどうしたら良いのかわからないという場合、「親を持て余している」と表現できます。
滅多にないことかもしれませんが、たくさんのお金があってどうしたら良いのかわからない場合にも「持て余す位のお金がある」と表現できるのです。
「持て余す」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「持て余す」を使った例文1
- 「持て余す」を使った例文2
「持て余す」を使った例文1
「アポイントが急になくなってしまい、時間を持て余しました」
仕事をしていると、いきなりアポイントがキャンセルされてしまい、時間が空いてしまった後ということもあるかもしれませんね。
そのような時にも「持て余す」、という表現が使えます。
喫茶店などに行って時間を潰す、という人もいるかもしれませんが、妙に時間が空いてしまうとどうしたら良いか分からないと思う人も多いのではないでしょうか。
「持て余す」を使った例文2
「母親がうるさくて、とにかく持て余しています」
母親との関係がうまくいかない、と悩む人もいるかもしれませんね。
あるいは、うまくやっているつもりであったとしても母親がうるさい、細かい、と感じてしまうこともあるでしょう。
親は子供を心配しているものですので、このようなことが生じます。
特に子供が独り立ちする頃は母親との衝突に葛藤を覚えるという人が多いと言われています。
反対に、「子供を持て余す」、という人もいるかもしれませんね。
そのような母親にしてみれば、子供こそ持て余している存在かもしれません。
お互いにしっかり話し合う必要があります。
「持て余す」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「処分に困る」【しょぶんにこまる】
- 「取り扱いに困る」【とりあつかいにこまる】
「処分に困る」【しょぶんにこまる】
「処分に困る」というのは扱いに困っているという意味です。
「処分」というのは取り扱いを決めて物事の決まりをつける、という意味になります。
あるいは不要なものや余分なものを捨てたり売り払ったりすることを指すこともあります。
「取り扱いに困る」【とりあつかいにこまる】
「取り扱いに困る」というのは扱いに困るという意味です。
「取り扱い」というのは取り扱うという意味であり、それは物事を処理するという意味になります。
「持て余す」という表現は日常的にも使えますのでぜひ覚えておきましょう。
もしも何かの扱いをもてあました場合、誰かの助言を得ることも大切です。