「自由人」の意味とは!類語や概要
「自由人」という表現の意味がわかるでしょうか。
「男はつらいよ」の映画を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
ここでは「自由人」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「自由人」とは?
- 「自由人」の表現の使い方
- 「自由人」を使った例文と意味を解釈
- 「自由人」の類語や類義語
「自由人」とは?
「自由人」というのは何物にも強制されず、自らの運命を自分で決め、思いのままに生きる人、あるいはそのような人々を指しています。
「奴隷」という表現の対義語だと言われることもあり、仕事や結婚などを自由に決め、やりたいことをやって生きるという人を表します。
例えば、親から「この家を継ぐように」と言われて仕事に就いたのであれば、それは「自由人」とは言えないですよね。
たとえお見合い結婚であったとしても、自分で「この人と結婚したい」と感じて結婚したのであれば、それは「自由人」としての生き方だといえます。
- 「自由人」の読み方
「自由人」の読み方
「自由人」という表現は「じゆうじん」と読みます。
簡単な表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「自由人」の表現の使い方
「自由人」というのは常識に縛られず、自分の思うままに生きる人を指しています。
例えば、一般的には大学を卒業したら就職し、定年するまで同じ会社で働くという考え方が普及していますよね。
しかし、もしも他にやりたいことがあると思うならば、「自由人」は転職をためらわず、次のステップに進んでいってしまいます。
それをダメだと考える人もいるかもしれませんが、自由でいいな、と考える人もいるのではないでしょうか。
「自由人」というのは根無し草のように悪い意味で使われることもありますが、自分の好きな生き方をして羨ましいと思われることもあります。
「自由人」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「自由人」を使った例文1
- 「自由人」を使った例文2
「自由人」を使った例文1
「息子は根っからの自由人で、少し落ち着いてほしいと思っています」
子供が「自由人」で好きなように生きるというのは悪いことではありませんが、だからといって就職もせず、ずっと家にいるという状態では、親にとっては心配ですよね。
自分にはやりたいことがあると言いながら特に勉強をすることもなく、仕事をすることもない、となってしまうと、周りも心配するかもしれません。
しかし「自由人」という言葉はこのように使われることもあります。
「自由人」を使った例文2
「彼女はいつの間にか退職したけれどちゃんと転職して月に進んでいる、本当に自由人だ」
いまだに終身雇用という考え方が定着していますが、そのような中でも転職し、次から次へとステップアップしていく人も珍しくないですよね。
ただ単に今までの仕事が嫌で転職するなどということではなく、目標を持って転職していけば、それなりに自分を磨くことが可能です。
転職はいけないことかもしれない、退職する勇気がない、などとためらわず、次に進んでいけるという事は「自由人」として大切です。
「自由人」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介します。
- 「ボヘミアン」
- 「縛りのない人」【しばりのないひと】
「ボヘミアン」
「ボヘミアン」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
これはボヘミアの住民、移動生活をするジプシーに対して使われた表現です。
世間の習慣などを無視して放浪的な生き方をする人を指しています。
「縛りのない人」【しばりのないひと】
「縛りのない人」というのは規則等に拘束されたり限定されたりすることがなく、自由に生きている人という意味を持ちます。
自由に行動できる人を指すこともあります。
「自由人にはなりたくない」と考える人もいれば、「自由人になりたい」と考える人もいるかもしれませんね。
自分の生き方は自分で決められるようになりたいものです。