「被子植物」とは?!「裸子植物」の違いや解説
この「被子植物」は、多くの場合、学校の理科の授業で最初に聞くことになる言葉です。
目次
- 「被子植物」とは?
- 「被子植物」と「裸子植物」の違い
「被子植物」とは?
「被子植物」とは、将来的に種子となる「胚珠」が「子房」に包まれており、外からは見えない種子植物のことです。
この「種子植物」とは、花を咲かせ、その後に種子が作られる植物のことです。
先の「子房」はその花になる部分で、それが枯れた後に種子が作られるというサイクルになります。
- 「被子植物」の読み方
「被子植物」の読み方
「被子植物」は、「ひししょくぶつ」と読みます。
前述のように、小学校の高学年の理科の授業で意味と共に習う言葉です。
以下で紹介する、これとは別の種子植物と共に学習し、その違いについて、テストなどで出題されることになります。
「被子植物」と「裸子植物」の違い
「裸子植物」は、「らししょくぶつ」と読み、「被子植物」と共に種子植物に当たります。
その為、将来的に種子を作るところは一緒ですが、胚珠が剥き出しになっているのが特徴です。
花も咲かせますが、それとは別に種子となる胚珠が外から確認できます。
針葉樹は全てこれに該当し、具体的にはイチョウやヒノキといった樹木がこの裸子植物です。
それに対して、花が咲かせることが(人間にとって)目的となるバラやユリといった植物は、ほとんどが被子植物です。
一般的に、花が綺麗に咲く植物は被子植物だと考えていいでしょう。
裸子植物と共に、大人になるとあまり見聞きしなくなる言葉です。