「反実仮想」とは?!解説
国語や古文で「反実仮想」という言葉が使われることがありますが、一体どの様な意味なのでしょうか。
目次
- 「反実仮想」とは?
- 「反実仮想」の概要
「反実仮想」とは?
「反実仮想」の概要について紹介します。
- 「反実仮想」の読み方
- 「反実仮想」の意味
「反実仮想」の読み方
「反実仮想」は「はんじつかそう」と読みます。
「反実」を「はんみ」と読み間違わない様にしましょう。
「反実仮想」の意味
「反実仮想」の意味は、「事実とは反対のことを想定する表現の方法」です。
具体的には「もし〇〇だったら、△△だったろう」という文章表現を言います。
「○○」は現在の条件にはあてはまらないものが入ります。
「反実仮想」の概要
「反実仮想」の概要について紹介します。
- 英文法での「反実仮想」
- 古文での「反実仮想」
英文法での「反実仮想」
「反実仮想」がよく使われるのが英文法での「仮定法」です。
英語では「雨が降っていなければ出かけられるのに」と、「現在の反実仮想」でも「過去形」で表します。
“If it were not raining now, we could go outside.”と、全てが過去形になるのです。
古文での「反実仮想」
古文では「まし」という言葉が「反実仮想」になります。
受験の時に非常に悩まされるのですが、古文での「反実仮想」の場合、「~ましかば」「~ませば」「~せば」「~ば」の4つのいずれかと「まし」の組み合わせで「反実仮想」の意味になります。
「反実仮想」の意味は、「事実とは反対のことを想定する表現の方法」です。
「もしもの場合」を色々考えて使ってみましょう。