「crud」とは?意味や概要を解説!
この「crud」は、IT用語の1つで、特定の分野のソフトウェアに使われる言葉です。
目次
- 「crud」とは?
- 「crud」の概要
「crud」とは?
「crud」とは、データベースと呼ばれる分野のソフトウェアに必要不可欠な機能をまとめて表現した言葉です。
このアルファベットの4文字が、それぞれの機能の頭文字となっています。
「c」は“create”の略で「(新規)登録機能」、「r」は同じく“read”の略で「参照(読み出し)機能」、「u」が“update”で「更新機能」、最後の「d」は“delete”を略した「削除機能」です。
データに対してこの4つが揃っていないとデータベースソフトとしてきちんと利用できない為、同分野のソフトでは、これらは必須機能となります。
「crud」の概要
「crud」は、発音する場合は「クラッド」と読みますが、「クラウド」(“crowd”)と聞き間違えられることがある為、あまりそのように使うことはありません。
その為、記述で「crudは全て大丈夫?」などと用いたり、口語では「シー・アール・ユー・ディー」とそのままアルファベットで発音することが多いです。
尚、「クラウド」とは、コンピューティングにおいて、データを離れた所(専用のサーバーなど)に置き、権限さえあればどこからでもアクセスが可能とすることです。
同じくIT用語で、データの扱いに関連するという点まで一緒なので、聞き間違えが少なくなく、「crud」をこの「クラウド」と読んでしまうことさえあるほどです。
「crud」が揃ってこそのデータベースソフトと言えますが、逆に考えた場合、その分野のソフトに最低限必要な機能だとも表現できます。