「めぼしい」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「めぼしい」という言葉を色々な場面で耳にすることがあるかと思います。
普段の会話の中でも、特別に意識することもなく何気なく使っているかもしれないので、この言葉について意識することがないかもしれません。
そこでここでは、「めぼしい」に焦点を当てて行きながら、言葉の意味や使い方を探っていくことにします。
目次
- 「めぼしい」とは?
- 「めぼしい」の語源や由来
- 「めぼしい」の表現の使い方
- 「めぼしい」を使った例文と意味を解釈
- 「めぼしい」の類語や類義語・言い換え
「めぼしい」とは?
「めぼしい」とは、「特に目立っていること」、「値打ちある」ということを指しています。
もう少し詳しく見ていくと、「色々あるものの中で、特に目に付くさま」や「取り上げるだけの価値があるさま」と解釈することができます。
「めぼしい」の語源や由来
「めぼしい」の語源を調べていくと、「目星」という言葉がベースになっていることが伺えます。
この言葉が形容詞となり、「目星い」=「めぼしい」となっていきました。
元々、「目星」は「目印」と同じ意味で使われていたのですが、矢を射る的の中央が黒い印から、「印」が「星」に転じたとされています。
このようなことから、「めぼしい」が生まれて来たとも言われています。
「めぼしい」の表現の使い方
「めぼしい」は、「めぼしい品を持ち出す」、「めぼしい作品を見つける」というような言い方を目にすることがありますが、「これといった物を見つけた」時に使うことになります。
「めぼしい」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「めぼしい」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「めぼしい」を使った例文1
- 「めぼしい」を使った例文2
「めぼしい」を使った例文1
「フリーマーケットで、めぼしい品をやっと見つけることができました。しかも格安で購入できたのでうれしいです」
街の中や公共の広場で時々、フリーマーケットが開かれることがあります。
フリマでは、普段ではあまり見かけることのない「掘り出し物」があります。
欲しい物を探して「めぼしい」物を手にすることができる魅力とチャンスがあります。
「めぼしい」を使った例文2
「営業の合間を縫って、めぼしいカフェを一軒一軒探し回りました。そこで急いでメールをしなくてはなりません」
現代風のビジネススタイルの例文です。
今ではビジネス業界ては、ITを駆使したビジネススタイルが当たり前になっています。
外回りをしている営業マンも、カフェに腰を落ち着けて、メールをするために、「めぼしい」カフェを探し回っています。
でも、手元のスマホを使えば、すぐに見つかるはずですが。
「めぼしい」の類語や類義語・言い換え
「めぼしい」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような類義語があるかを見ていくことにします。
- 「価値ある」【かちある】
- 「注目すべき」【ちゅうもくすべき】
「価値ある」【かちある】
「価値ある」という言葉が「めぼしい」に近い意味を持つ類義語としてあります。
「特に使用や交換する場合に、優れた価値や金銭的な価値を持っている」という意味になります。
「注目すべき」【ちゅうもくすべき】
「注目に値する」という意味になる「注目すべき」という表現も「めぼしい」に近い意味をもっています。
「注目すべき」には、「多くの人の視線を集める」ニュアンスが含まれているので、その対象となる物や人は、とても互いに価値のある存在と言えるでしょう。
誰でも自分自身が「注目すべき」人でありたいですし、「注目すべき」物にも高い関心を寄せるのが、人情というものです。
「めぼしい」という言葉の意味や使い方を紹介してきましたが、この記事を見て、理解が深めることができたでしょうか?
私達は色々と価値あるものを欲するものですが、「めぼしい」物を手にすることができた時ほどうれしいことはないでしょう。