「のうのうと暮らす」の意味とは!類語や言い換え
「のうのうと暮らす」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「のうのうと暮らす」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「のうのうと暮らす」とは?
- 「のうのうと暮らす」の表現の使い方
- 「のうのうと暮らす」を使った例文と意味を解釈
- 「のうのうと暮らす」の類語や類義語・言い換え
「のうのうと暮らす」とは?
「のうのうと暮らす」の「のうのう」とは副詞で気分がゆったりしている様子、心配がなくのんびりしているという意味です。
つまり「のうのうと暮らす」とは何も心配するごとがなく、のんびりと生活しているという意味になります。
「のうのうと暮らす」の表現の使い方
「のうのうと暮らす」とは、気分がゆったりとしていて、心配することもなくのんびりと生活しているという意味なのですが、使い方としては「いい気なものだ」といったように少々悪い意味合いで使うこともあります。
例えば「お金がないと言うわりに、働きもせず、のうのうと暮らしている」と言えば、いい意味ではないのです。
前後にある言葉、流れを見て判断するようにしましょう。
また人に対して使う時には注意も必要です。
「のうのうと暮らす」を使った例文と意味を解釈
それでは「のうのうと暮らす」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「のうのうと暮らす」を使った例文1
- 「のうのうと暮らす」を使った例文2
「のうのうと暮らす」を使った例文1
「私がのうのうと暮らすことができるのは、今まで夫が激務に耐えてお金を稼いでくれたからだ」
「のうのうと暮らす」とは何も心配がない生活のことです。
生活と言えばお金がかかりますから、例文のように自分がこうしていられるのは夫のおかげであるということを言い表しているのです。
「のうのうと暮らす」を使った例文2
「マイナスなことは考えずに、のうのうと暮らすぐらいの気持ちでいれば体調も良くなるでしょう」
「のうのうと暮らす」とは何も心配もなく暮らすことです。
あれこれ心配ごとをすればストレスから具合も悪くなることがあるでしょう。
そのような人は「のうのうと暮らす」ことを心がける方がいいでしょう。
「のうのうと暮らす」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「のうのうと暮らす」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「何不自由なく暮らす」【なにふじゆうなくくらす】
- 「ぬくぬくと暮らす」【ぬくぬくとくらす】
「何不自由なく暮らす」【なにふじゆうなくくらす】
「何不自由なく」とは必要な物が揃っている、不便がないという状態です。
「私は子供の頃、何不自由なく暮らしていました」などと使います。
「ぬくぬくと暮らす」【ぬくぬくとくらす】
「ぬくぬくと暮らす」の「ぬくぬく」とは苦労がなくて、のんびりである様子を言いますが、使い方としては不快を表して言うことが多いのです。
「ぬくぬくと暮らして、いい気なものだ」「親元で甘えてぬくぬくと暮らすから、あのような状態なのだ」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「のうのうと暮らす」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
意味としてはのんびり、ゆったり、心配ごとがなく生活するということになりますが、使い方しては、不快に感じて言うなど、あまり良い意味ではないこともありますので、注意しましょう。