「ハビタント」と「インハビタント」の違いとは?詳しく解説!
ここで紹介する「ハビタント」と「インハビタント」は、基本的な意味は一緒ながら、そうなった経緯が違う言葉です。
目次
- 「ハビタント」とは?
- 「ハビタント」と「インハビタント」の違い
「ハビタント」とは?
「ハビタント」は、英語では“habitant”と表記します。
これをカタカナ語にしたもので、基本的な意味としては「住民」です。
どこかの土地や地域のハビタントだと使えば、そこに住んでいる住人のことになります。
そして、「インハビタント」もまた、「住民」という意味で使える言葉で、英語では“inhabitant”となり、その土地や地域の住民という意味で使う場合には、どちらでも同じです。
「ハビタント」と「インハビタント」の違い
この2つの言葉の違いは、「住民」となった経緯です。
「ハビタント」は、元々その地域に定住している人のことで、先祖代々ずっとそこに住んでいるというケースも珍しくない表現になります。
少なくとも、生まれがその土地や地域であることが条件です。
それに対して、「インハビタント」は、他所からの移住者です。
どちらもそこに住んでいる住民という意味では一緒ですが、移住してきて住んでいるなら、こちらの言葉が適当です。
基本的な意味は一緒だと書きましたが、(素直に「住人」とせずに)わざわざこの「ハビタント」や「インハビタント」などと使うのであれば、これらの意味まで含めて使っていると考えていいでしょう。
「ハビタント」は、お店の名前やイベントの名称によく使われています。
その意味から、現地の本格的なアイテムや料理を揃えたお店だったり、その土地や地域の歴史に関連したイベントのことが多いです。