「撓る」とは?!読み方や解説
文章を読んでいて「撓る」という言葉を見掛けることがありますが、どの様な意味があるのでしょうか。
目次
- 「撓る」とは?
- 「撓る」の概要
「撓る」とは?
「撓る」の読み方について紹介します。
- 「撓る」の読み方
- 「撓る」の意味
「撓る」の読み方
「撓る」には実に多くの読み方があります。
代表的な読み方として「しなる」「しわる」「おおる」「しおる」があります。
それぞれの意味は以下に紹介します。
「撓る」の意味
「撓る」の意味は、読み方により変わって来ます。
「しなる」は「しなう」が転じた言葉で、「弾力がある為に折れずに沿った状態を保っていること」という意味です。
「しわる」は「しなる」と同じ意味です。
「おおる」は「花が咲き、枝が重みでたわむこと」という意味です。
「しおる」は「痛めて弱らせること」「しならせること」という意味です。
「撓る」の概要
「撓る」と書いて最も一般的な読み方は「しなる」です。
「しなる」の語源は「しなう」で、「力を加えられた時に折れずに曲がった状態になること」という意味です。
そのものに弾力があり、元の状態に戻ろうとする力を残してしなやかに曲がることを言います。
「撓る」の使い方は幅広く、「木が撓る」「身体が撓る」「竿が撓る」などとして使われます。
また、名詞形は「撓り(しなり)」で、「身体の撓り」「美しい撓り」などに使われます。
「撓る」はとても難しい漢字で読み方も数多くあります。
一般的には「撓る」で「弾力がある為に折れずに沿った状態を保っていること」という意味だと覚えておきましょう。