「転覆」とは?意味や概要を解説!
「転覆」は、物理的な意味、及び比喩として使うこともある言葉です。
目次
- 「転覆」とは?
- 「転覆」の概要
「転覆」とは?
「転覆」とは、ひっくり返ってしまうことです。
「台風の影響でボートが転覆した」、「あの竜巻の威力は列車が転覆するほどだそうだ」などと使うと、そのまま物理的にひっくり返るという意味になります。
また、「決まりかけていたのに、最後で転覆させられるとは思わなかった」のように使うと、意見や決定がひっくり返されたとなり、このような使い方もよく見聞きする言葉です。
- 「転覆」の読み方
「転覆」の読み方
「転覆」は、「てんぷく」と読む言葉です。
「覆」を「ぷく」とするところにだけ注意すれば、問題なく読めるでしょう。
一文字では「ふく」としか読みませんが、この「転覆」と使うと「ぷく」という読み方になります。
「転覆」の概要
物理的に「転覆」と表現されるのは、上下が反対の状態になる(なった)場合です。
車であれば、上下が逆さまになると、この「転覆した」と表現されます。
船が沈んでしまうことを、このように表現する場合がありますが、ただ沈むだけであれば、この「転覆」ではなく、「沈没」が正しい表現です。
「転覆」は、沈むのではなく、逆さまになる様子のことです。
先に挙げた例のように、意見や決定に使う場合には、真逆になる(なった)場合に用いてください。
「転覆」は、全く逆になることだと覚えておけばいいでしょう。
どのような使われ方でも、この解釈で問題なく意味が通る言葉です。