「真偽を問う」の意味とは!類語や言い換え
ニュースやブログなどで「真偽を問う」という言葉を見掛けることがあります。
一体どの様な意味出使われているのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「真偽を問う」とは?
- 「真偽を問う」の表現の使い方
- 「真偽を問う」を使った例文と意味を解釈
- 「真偽を問う」の類語や類義語・言い換え
「真偽を問う」とは?
「真偽を問う」の概要について紹介します。
- 「真偽を問う」の読み方
- 「真偽を問う」の意味
- 「真偽を問う」の言葉の成り立ち
- 「真偽を問う」と「真価を問う」の違い
「真偽を問う」の読み方
「真偽を問う」は「しんぎをとう」と読みます。
「しんい」と読み間違わない様に注意しましょう。
「真偽を問う」の意味
「真偽を問う」の意味は「本当か嘘かの判断を人に求めること」です。
自分でそれが真実か偽りか判断しがたい時に、人に質問を投げかけたり話し合いの場を設けたりして意見を求めることを言います。
「真偽を問う」の言葉の成り立ち
「真偽を問う」は「真偽+を(助詞)+問う」で成り立っています。
「真偽」とは「本当か嘘か」「論理的に正しいか誤りか」という意味です。
「問う」には多くの意味がありますが、「分らないことを人に訊く」「多くの人に判断を求める」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「本当か嘘か分らない時に、多くの人に判断を求める」という意味で使われる様になりました。
「真偽を問う」と「真価を問う」の違い
「真偽を問う」と似た言葉に「真価を問う」があります。
「真偽を問う」は「嘘か誠かを人に判断して貰うこと」という意味です。
「真価を問う」は「そのものごとの本当の価値を試したり、証明すること」という意味です。
この2つの違いは「問われる内容」にあるのです。
「真偽を問う」の表現の使い方
「真偽を問う」は、今迄の経過を理解した上で、本当かどうかを疑問に思っている時に使われます。
そのものごとが正しいかも知れないという気持ちよりも、「もしかしたら間違っているのではないか」という気持ちの方が強いことを表しています。
そして単純に「人がどう思うか」を聞きたい場合と、「偽りであることを証明したい」という場合と、2つのシーンで使われます。
「真偽を問う」を使った例文と意味を解釈
「真偽を問う」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「真偽を問う」を使った例文1
- 「真偽を問う」を使った例文2
「真偽を問う」を使った例文1
「いずれ裁判で真偽を問うことになるだろう」
事件の関係者がどうしても本当のことを言わなない場合、最終的には裁判で証言しなければなりません。
もしも法廷でウソを付けば罪に問われるので、慎重にならざるを得ません。
「真偽を問う」を使った例文2
「真偽を問うことは犯人探しにつながることだ」
プライベートでトラブルが起きた場合、人の言うことが本当か嘘かを暴いていたのでは、結局犯人探しにつながってしまい人間関係が悪くなるのではと懸念しています。
「真偽を問う」の類語や類義語・言い換え
「真偽を問う」の類語を紹介します。
- 「真相を追求する」【しんそうをついきゅうする】
- 「事実を調査する」【じじつをちょうさする】
「真相を追求する」【しんそうをついきゅうする】
「ものごとの本当の事情を突き詰めること」という意味です。
「事実を調査する」【じじつをちょうさする】
「その時に実際に起きたことを細かく調べること」という意味です。
「真偽を問う」は「本当か嘘かの判断を人に求めること」です。
深刻な問題が発生して自分で判断ができない時に使ってみましょう。