「真偽を疑う」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「真偽を疑う」、という表現を知っているでしょうか。
何かを聞いたとき、それが嘘ではないのかと考えることがありますよね。
ここでは「真偽を疑う」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「真偽を疑う」とは?
- 「真偽を疑う」の英語と解釈
- 「真偽を疑う」の表現の使い方
- 「真偽を疑う」を使った例文と意味を解釈
- 「真偽を疑う」の類語や類義語・言い換え
「真偽を疑う」とは?
「真偽を疑う」、という表現はそれが本当か嘘か疑ってかかる、という意味です。
真偽という言葉には真と嘘、真実と偽り、という意味がありますが、これを疑うという事はそれが本当かどうか疑ってかかる、という意味になるのです。
例えば、芸能人のスクープ等は毎日のように出されていますが、あまりにも急な報道がなされた場合、そもそもその報道が本当なのかどうか疑われることもありますよね。
例えば、2016年9月、市川海老蔵さんの妻、小林麻央さんが乳癌を患っているとスポーツ紙が報道しました。
あまりにも突然の報道であったこと、そして小林麻央さんにはファンが多かったことから、真偽を疑った人も多かったのではないでしょうか。
- 「真偽を疑う」の読み方
「真偽を疑う」の読み方
「真偽を疑う」、という表現は「しんぎをうたがう」と読みます。
何かを聞いたとき、鵜呑みにせずに疑問に思う、自分自身で真偽を確かめる、ということも大切です。
「真偽を疑う」の英語と解釈
「真偽を疑う」、という表現を英語にすると“question if it was true or not”になります。
例えば「彼女が癌を患っていると聞き、その真偽を疑った」ということであれば“I had to question the news about her having a cancer.”になります。
「真偽を疑う」の表現の使い方
何かを聞いたときにそれを鵜呑みにせず、本当かどうか考えるならば、それは真偽を疑っているといえます。
例えばニュースなどで何かが報道されると、うっかりそれを信じてしまいがちですよね。
しかし、ニュースにも誤報というものがありますので、後から訂正の速報が入るなどということも珍しくはありません。
確かに政治や芸能界に関して真偽を確かめるという事は簡単ではありませんが、様々な情報を得て確認することも大切です。
最近ではインターネットなどで素人も情報の発信ができるようにあったため、誤った情報も出回りやすく、危険だと考えられています。
疑問を持ったら「真偽を疑う」姿勢も大切です。
「真偽を疑う」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「真偽を疑う」を使った例文1
- 「真偽を疑う」を使った例文2
「真偽を疑う」を使った例文1
「他人の話を鵜呑みにせず、真偽を問う声も大切です」
誰かの話を聞いたとき、ついそれを鵜呑みにしてしまうという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
しかし、それを鵜呑みにして他の人に話したところ実は違ったということがわかり、恥をかいたという経験を持つ人もいるかもしれないですね。
人の話を信じるという事は大切ですが、だからといって鵜呑みにしてはいけません。
むしろ自分で疑問を持ち、実際に調べてみるということも重要です。
「真偽を疑う」を使った例文2
「彼女は好きなタレントのスキャンダルを聞き、その真偽を疑った」
好きなタレントがスキャンダルを起こしたなどという話を聞くと、悲しくなってしまいますよね。
スキャンダルを起こしたというショックもありますが、もしかしたらそれが理由となり、しばらく芸能界から身を引くということもあるかもしれません。
ファンとしてはショックですよね。
そのため、ニュースを聞いてもなかなか信じられないということもあるかもしれません。
好きなタレントがそのようなスキャンダルを起こすはずがない、どのようなニュースを聞いても信じられない、という場合、まさに真偽を疑っているといえます。
「真偽を疑う」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「真偽を問う」【しんぎをとう】
- 「疑惑を持つ」【しんぎをもつ】
「真偽を問う」【しんぎをとう】
真偽を問う、という表現はそれが本当か嘘か明らかにする、という意味になります。
例えば事件等が起こった場合、警察は関係者のアリバイなどを調査し、そのアリバイの裏付けをします。
アリバイだけでは信頼されず、それの真偽が問われているのです。
「疑惑を持つ」【しんぎをもつ】
疑惑を持つ、というのがそれが本当か、不正があるのではないか、などと疑いをかけるということです。
事件等が起こった場合、警察等は事件を調査して関係者に疑惑を持ち、突き詰めていくのです。
「真偽を疑う」、という姿勢は常に忘れないようにしなければいけません。
何に対しても鵜呑みにするのではなく、疑問を持つということを忘れないでいたいものです。