「新奇」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「新奇」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
この言葉は普段の会話の中では、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
そこでここで、この「新奇」にフォーカスして、言葉の意味や使い方にアプローチしていくことにします。
目次
- 「新奇」とは?
- 「新奇」の対義語
- 「新奇」の表現の使い方
- 「新奇」を使った例文と意味を解釈
- 「新奇」の類語や類義語・言い換え
「新奇」とは?
「新奇」とは「目新しくて普通のことと違っているさま」を表現している言葉です。
- 「新奇」の読み方
「新奇」の読み方
「新奇」は「しんき」と読みますが、難しい漢字が使われている訳ではないので、読み方で困ることはそんなにないでしょう。
しかし、「新規」と同音異義語となるので、使い方に注意が必要です。
「新奇」の対義語
「今までになかったような目新しさで、それまでのものとは全く違う」という意味になる「新奇」の対義語としては、「陳腐」(ちんぷ)という言葉があります。
意味としては、「古くさいこと」、「ありふれていて、つまらないこと」または「そのようなさま」のことを指しています。
「新奇」の表現の使い方
「新奇」は「今までにはなかった目新しさで従来と全く異なる」という意味がありますので、それまでの流れとは全く一線を画したものや考え方などを指して、使われることになります。
「新奇」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「新奇」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「新奇」を使った例文1
- 「新奇」を使った例文2
「新奇」を使った例文1
「僕の趣味の音楽でも、新奇な音楽を好むので、同じ価値観で語ることができる人が少ないのです」
趣味が合うと、それだけで話が盛り上がっていきます。
それだけに楽しくなり、時間が経つのも忘れてしまうくらいに充実したひとときを過ごすことができます。
しかし、この例文を見ると、「新奇」な音楽を好んでいる「僕」なので、一緒に語ることができる人が周りに全くいないようです。
ある意味、マニアックな趣味とでも言うのかもしれません。
「新奇」を使った例文2
「新奇な趣向を凝らして、今度のパーティーは、とても盛り上がったのです」
誕生日パーティーや、クリスマスパーティーなど、年に数回は楽しみにしているパーティーがあるかと思います。
それでも、毎回同じ内容で進めてしまっては、せっかくのパーティーも面白みがなくなり、誰も楽しみにすることができなくなってしまいます。
したがって、毎回「新奇」な趣向のパーティーであれば、刺激があって楽しくなるはずです。
「新奇」の類語や類義語・言い換え
「新奇」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「奇奇怪怪」【ききかいかい】
- 「へんてこ」
「奇奇怪怪」【ききかいかい】
「奇奇怪怪」という言葉が「新奇」に近い意味を持つ類義語として扱うことができるかもしれません。
この言葉には、「常識では理解することができないような不思議なさま」、「非常に怪しくて不思議なさま」という意味があります。
「奇」も「怪」をそれぞれ重ねてその意味を強めている言葉ですが、何れも「他の異なるような」というニュアンスがあるために、「新奇」に近い解釈ができると思います。
また、「明らかに並外れていて予想外であるさま」という意味でも使われることがあります。
「へんてこ」
「あいつは、へんてこな格好をしているなぁ」というようなことを耳にすることがありますが、この中に含まれいる「へんてこ」という言葉も「新奇」の意味に近い解釈ができる言葉です。
「何とも変でおかしいこと」、「馬鹿げているさま」という意味になります。
「新奇」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、この言葉が当てはまるシーンは意外に身近な場面が結構ありそうなので、普段の生活シーンと照らし合わせてみると面白いかもしれません。