「墓石」とは?読み方や概要を解説!
「墓石」は、お墓にはつきものです。
また、色々な形、そして材質のものがあります。
目次
- 「墓石」とは?
- 「墓石」の概要
「墓石」とは?
「墓石」とは、お墓の標(しるし)として建てる石材のことです。
墓標や墓碑と呼ばれることもあり、これによってそこがお墓だということが分かります。
この墓石には、そのお墓に眠る一族の苗字が記載されていることがほとんどで、「○○(苗字)家之墓」という名称が一般的です。
- 「墓石」の読み方
「墓石」の読み方
「墓石」は、一般には「ぼせき」と読む言葉ですが、「はかいし」と読んでも構いません。
前者は音読み、後者は訓読みと全く読み方が違いますが、どちらでも同じ対象を表す為に使える表現です。
「墓石」の概要
墓石には、丈夫さや加工のしやすさから、火成岩が使われることがほとんどです。
この火成岩には、花崗岩、安山岩、斑レイ岩などがあり、それぞれの中にも細かい種類があります。
花崗岩野中の庵治石が高級品とされており、高いものでは500万円近い石もあるほどです。
最近では、安価な中国産の石が使われることも増えており、お墓を建てる為の費用は、この墓石の品質によって様々です。
安価な石を使えば、50万円程度で済むこともありますが、高いものになると、上のように何百万円も掛かることも少なくありません(それに加えて、敷地の為の費用も掛かります)。
「墓石」は、日本のみならず、世界中でお墓の標として最も一般的な存在です。
日本では少ないのですが、その標として石以外を使う場合には、最初に書いた墓標や墓碑などと呼ばれます。