「通信速度」の意味とは!類語や言い換え
「通信速度」は、パソコンやスマホを使っている人には気になる言葉でしょう。
目次
- 「通信速度」とは?
- 「通信速度」の表現の使い方
- 「通信速度」を使った例文と意味を解釈
- 「通信速度」の類語
「通信速度」とは?
「通信速度」とは、ネットでデータの送受信における帯域のことです。
単位はbpsで、この数字が大きいほど高速な通信が行えます。
各種の通信回線では、24Mbpsなどと具体的な数字を挙げていますが、このような数字はあくまで理論上の最高値の為、実際にそこまでの速度が出ることはまずないと考えてください。
- 「通信速度」の読み方
「通信速度」の読み方
「通信速度」は、「つうしんそくど」と読む言葉です。
そのままの読み方なので、間違えることはないでしょう。
これだけでは送受信を一緒くたにした表現なので、送信(上り)の速度、受信(下り)の速度と分けて使うことが多いです。
「通信速度」の表現の使い方
この「通信速度」と言えば、一般に受信の速度のことを表します。
先に挙げた24Mbpsのような数字もそれに当たります。
ネットでは、受信速度が速いほど、画面の表示や切り替えがスムーズに行え、ダウンロードにも時間が掛かりません。
データのアップロードには送信の速度が必要になりますが、ネットユーザーのほとんどが受信(ダウンロード)に特化した使い方をしていることから、送信の速度はあまり重視されていません。
受信の速度が24Mbpsの場合でも、送信は1Mbps程度ということも珍しくありません。
ネット通信では、それほど受信側に偏った帯域設定となっています。
「通信速度」を使った例文と意味を解釈
「通信速度」を使った例文と、その意味の解釈です。
これが速くて困ることはないと言っていいでしょう。
- 「通信速度」を使った例文1
- 「通信速度」を使った例文2
「通信速度」を使った例文1
「通信速度が12Mbpsとは、どんな意味なのだろうか」
1bpsとは、1秒間に1ビットのデータが送れるという意味です。
半角文字(「a」など)を表すのに必要なビット数は8の為、8bpsで1秒間に「a」と1文字送れることになります。
12Mは、1200万という単位になります。
よって、1秒間に150万(全角文字ならその半分の)文字の通信が可能な速さだと解釈できます。
「通信速度」を使った例文2
「ネットの通信速度が時間帯によって結構変わるのは、別に珍しいことではない」
ネット回線は、完全な専用線でもない限り、多くの人で共用していると考えてください。
よって、同じ時間帯に使っている人が多ければ、その分帯域がとられることになり、速度が低下してしまいます。
特に夜の9~11時の時間帯は通信量が増える為、どうしてもその他の時間帯より遅くなる傾向にあります。
「通信速度」の類語
「通信速度」と似た意味で使える言葉です。
多少意味が異なりますが、同じ意味で使われることがあります。
- 「アクセス速度」【あくせすそくど】
「アクセス速度」【あくせすそくど】
この言葉は、主に各種のストレージやメディアへのアクセスに掛かる速度に使われます。
この場合も、読み込みと書き込みで速度が違うことがほとんどで、書き込みの速度は読み込みの半分以下のことがほとんどです。
ネット通信の「通信速度」の代わりに使われる場合には、データへのアクセスに掛かる時間といった解釈で、受信の速度のことだと考えていいでしょう。
通信会社などから公表されている「通信速度」は、どれも理論上の最高値なので、目安程度に考えておきましょう。
実際にはその半分以下という場合も少なくないのが実情です。