「貸主」とは?意味や概要を解説!
「貸主」は、不動産業界で使われる用語の1つです。
目次
- 「貸主」とは?
- 「貸主」の概要
「貸主」とは?
「貸主」(かしぬし)とは、いわゆる「大家さん」のことで、賃貸物件を貸す側の人や企業のことです。
その物件の所有者だとは限らず、あくまでその契約において貸す側になる方を指して使います。
よって、貸主と所有者が別というケースも少なくありませんが、賃貸契約で借りる側になる「借主」(かりぬし)は所有者とではなく、この「貸主」との間で契約を交わします。
「貸主」の概要
貸主は、普通に考えると所有者のことだと思ってしまいますが、先のように、それとは別だという場合が多々見られます。
そのケースでは、所有者から借り上げている企業が貸主となっていることが多く、所有者は実際に物件に人が入っていない時でも、その企業から家賃を貰っています。
例として、所有者から毎月5万円でその物件を借りている企業が貸主となり、借主に対して6万円で貸すという具合です。
この差額が貸主としての利益となりますが、入居者が入っていない時でも毎月5万円の出費になる為、このような方法で貸主として利益を上げていく為には物件の選定が大切になると言えるでしょう。
「貸主」という表現は、不動産の契約で使われる正式な言葉です。
一般的には上に挙げた「大家さん」、または「家主」(やぬし)でいいでしょう。
この「家主」もまた、所有者と同じとは限りません(「貸主」の別称です)。