「両成敗」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「両成敗」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「両成敗」という言葉を使った例文や、「両成敗」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「両成敗」とは?
- 「両成敗」の英語と解釈
- 「両成敗」の表現の使い方
- 「両成敗」を使った例文や短文など
- 「両成敗」の類語や類義語・言い換え
「両成敗」とは?
「両成敗」という言葉を知っているでしょうか。
「喧嘩両成敗」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
一方で、「両成敗」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「両成敗」という言葉の意味を紹介します。
- 「両成敗」の読み方
- 「両成敗」の意味
「両成敗」の読み方
「両成敗」は「りょうせいばい」と読みます。
あまり見慣れない言葉のため、読み方が難しいかもしれません。
これを機会に「両成敗」は「りょうせいばい」と読みましょう。
「両成敗」の意味
「両成敗」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「両成敗」には、「反目しあう両者に対してペナルティ(罰)を与える」という意味です。
「両成敗」の英語と解釈
「両成敗」を英語にすると、どのような言葉になるでしょうか。
「両成敗」は英語で、“two guilty parties tried and punished together”になります。
“two guilty parties tried and punished together”には、「罪を犯した二つのグループが、一緒に罰せられる」という意味があります。
「両成敗」を英語にしたい時は、このような英語の言い回しを使ってみましょう。
「両成敗」の表現の使い方
「両成敗」はどのような使い方をすればいいでしょうか。
「両成敗」には、「事情のいかんを問わず、ことを起こした両方を罰すること」という意味があります。
「喧嘩両成敗」という言葉がありますが、喧嘩した理由を問わずに、喧嘩した二人をどちらも罰するという意味があります。
子供同士が喧嘩をした時などに、あまり理由を聞かずに、どちらも怒ることがありますが、このような時、「喧嘩両成敗」という言葉を使います。
このように「両成敗」という言葉には、「事情のいかんを問わず、ことを起こした両方を罰すること」という意味があります。
「両成敗」を使った例文や短文など
次に「両成敗」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「両成敗」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「両成敗」を使った例文1
- 「両成敗」を使った例文2
「両成敗」を使った例文1
「同僚と会議中に言い争いをしてしまい、『両成敗』だと、二人とも始末書を書かされる」
この例文は、建設的な意見を言わなければいけない会議の場で、口喧嘩のようになってしまった二人を、どちらも罰したという場面になります。
どのような理由があっても、会議中に口喧嘩をしてはいけないためです。
「両成敗」を使った例文2
「喧嘩『両成敗』にされたが、明らかにあっちが悪い」
この例文のように思った経験があるかもしれません。
喧嘩をしたのは悪いと思うものの、相手に明らかな非がある時、同じように罰せられるのはおかしいと感じるためです。
「両成敗」の類語や類義語・言い換え
「両成敗」の類語や類似表現を紹介します。
「両成敗」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「痛み分け」【いたみわけ】
- 「どっちもどっち」【どっちもどっち】
「痛み分け」【いたみわけ】
「痛み分け」という言葉の意味を紹介します。
「痛み分け」には、「喧嘩や議論などで、どちらも深い痛手を被ったまま、決着がつかない様子」という意味があります。
どちらも傷ついた上に引き分けに終わったため、「痛み分け」と言います。
「どっちもどっち」【どっちもどっち】
「どっちもどっち」には、「双方とも積極的によいという評価を下せない様子」という意味があります。
「どっちも良くない」「どっちもいまいち」だと感じる時に、「どっちもどっち」という言葉を使います。
「両成敗」という言葉について見てきました。
事情のいかんを問わずに、ことを起こした両方を罰する時、「両成敗」という言葉を使ってみましょう。