「完全防備」の意味とは!類語や言い換え
皆さんは「完全防備」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この言葉が使われる場面は、何か物々しい雰囲気が伝わってきそうですが、決してそうでもなく、ごく普通の身近な場面でも当てはまりそうな言葉です、
そこで今回は、この「完全防備」について見ていくことにします。
目次
- 「完全防備」とは?
- 「完全防備」の表現の使い方
- 「完全防備」を使った例文と意味を解釈
- 「完全防備」の類語や類義語・言い換え
「完全防備」とは?
「防備」とは「外敵や災害などに対する備え」、あるいは「敵が押し寄せるのを防ぎ守ること」という意味があるので、「完全防備」となると、「完全に隙間を埋めて鉄壁の守りを固めて備えること」という意味になります。
- 「完全防備」の読み方
「完全防備」の読み方
「完全防備」は「かんぜんぼうび」という読み方になりますので、ここで間違わないように正確に覚えておくようにしておきましょう。
「完全防備」の表現の使い方
「完全防備」は「守りを完璧にしておくこと」という意味があるので、戦争やテロ対策のようにかなり物々しい、物騒な場面をイメージしがちですが、夏の海水浴などで日焼け対策などでも使うことができます。
「完全防備」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「完全防備」を使った例文を見ながら具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「完全防備」を使った例文1
- 「完全防備」を使った例文2
「完全防備」を使った例文1
「日焼けを気にして外に出かける時は、完全防備をしないと紫外線カットができない『完全防備』でも、紫外線カットのために、頭から含めて全身、皮膚を露出させないスタイルで街を歩いている女性の人達を見かけます」
暑い最中、とても感心してしまうのですが、そこまでやらないとダメなのかとも思えてしまうくらいです。
「完全防備」を使った例文2
「完全防備することによって、逆に重装備となってしまうので、機敏な動きができない」
「完全防備」をすると、色々な設備も装着しなくてはならず、重装備になってしまうことから、動きが鈍くなる可能性も出てきます。
軽い装備で身軽になることで機敏な動きをできることで、当たる確率を下げるという発想も生まれて来るかもしれません。
「完全防備」の類語や類義語・言い換え
「完全防備」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「完全防御」【かんぜんぼうび】
- 「鉄壁の守り」【てっぺきのまもり】
「完全防御」【かんぜんぼうび】
「完全防御」が「完全防備」にとても違い意味を持つ類義語と言えます。
但し、「完全防御」は、物理的なもの以外の攻撃や刺激の「寒さや毒、花粉、病原体などからの防御」を意味で使われることがあります。
「鉄壁の守り」【てっぺきのまもり】
「鉄壁の守り」も類義語として使うことができる言葉で、「高い防御能力を持っているもの」という意味で使われています。
「完全防備」の意味や使い方を見てきましたが、この言葉が使われるシチュエーションは、決して非常時の際だけでなく、普段の生活の中でも使えることができることがお分かり頂けたかと思います。
このように言葉は、どのようなシチュエーションで使えるかを考えていくと、ますます興味深くなっていきます。