「崇められる」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「崇められる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「崇められる」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「崇められる」とは?
- 「崇められる」の英語と解釈
- 「崇められる」の表現の使い方
- 「崇められる」を使った例文と意味を解釈
- 「崇められる」の類語や類義語・言い換え
「崇められる」とは?
「崇められる」というのは人から人格や業績などを認められ、高く敬意を払われる、敬われる、尊敬される、ということです。
マ行下一段活用の「崇める」の未然形である「崇め」に、受身、尊敬、自発、可能の助動詞「られる」がついた形になり、「崇める」という表現には尊いものとして敬う、この上ないものとして扱う、という意味があります。
「崇められる」というのはまさしくその表現の受け身ということになります。
- 「崇められる」の読み方
「崇められる」の読み方
「崇められる」という表現は「あがめられる」読みます。
宗教などでも使われる表現ですから、ぜひ知っておきましょう。
「崇められる」の英語と解釈
「崇められる」という表現を英語にすると“be worshiped”になります。
「彼女は盲目的に崇められている」ということであれば“He is adored blindly and excessively.”になりますし、「後に道教でも崇められるようになった」ということであれば“Later, it became to be revered in Dokyo as well.”になります。
「崇められる」の表現の使い方
宗教的な意味合いで「崇められる」という表現が使われることも多いですね。
例えば、アジアから仏教が日本に渡ってきた時、日本でも様々なものが「崇められる」ようになりました。
そして仏教にもさまざまな宗派ができあがり、それぞれ違うものが「崇められる」ようになったのです。
また、キリスト教においても例えばスペインでは聖母マリアが神のように「崇められる」こともあります。
宗教は国によって大きな違いがあると言えるのです。
「崇められる」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「崇められる」を使った例文1
- 「崇められる」を使った例文2
「崇められる」を使った例文1
「これは神として崇められている大切な仏像です」
日本には世界文化遺産のお寺や神社がたくさんありますが、そこでも大切な仏像が祀られていますよね。
昔から大切に崇められ、尊重され、人を励ましてきた存在だといえます。
また、地域によっては建物や自然のものなどでも様々なものが神として崇められていることもあり、それぞれの習慣を表していると言えるでしょう。
「崇められる」を使った例文2
「彼女は昔、女神として崇められていました」
例えば邪馬台国の卑弥呼は女神として崇められていたと言われています。
卑弥呼は神だったと考える人もいますし、神の使いだったと考える人もいます。
いずれにせよ、卑弥呼は人々から崇められていました。
その一方でいまだに邪馬台国がどこにあったかわかりませんし、卑弥呼についても謎が多いと言われています。
しかし、卑弥呼が人々から崇められてきた事は真実であり、卑弥呼はすべての天皇の祖先かもしれないという考え方も存在します。
「崇められる」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「尊敬される」【そんけいされる】
- 「敬われる」【うやまわれる】
「尊敬される」【そんけいされる】
「尊敬される」というのは人格を尊いものと認めて敬われるという意味です。
「尊敬する」の受身に当たります。
「敬われる」【うやまわれる】
「敬われる」という表現も「敬う」という表現の受身の形です。
人格や業績などを認められ、高く敬意を払われる、という時に使われる表現です。
「崇められる」という表現は宗教でも使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
神として崇められているものは、たとえ宗教が違ったとしても尊重していきたいですね。
自分はキリスト教だから関係ない、などという事は無いのです。