「侵襲」とは?意味や例文など徹底解説
この「侵襲」は、医学用語なので、日常ではあまり見聞きする機会はないでしょう。
目次
- 「侵襲」とは?
- 「侵襲」の概要
- 「侵襲」を使った例文と意味を解釈
「侵襲」とは?
「侵襲」とは、「体にとって害のあること」という広い意味で使われる言葉です。
外傷、及び体の内部で害となることに対して用いられます。
外傷の場合、怪我や事故が原因のものだけでなく、医療行為によるもの(手術など)もこれに含まれます。
また、各種の薬の投与もこれに該当します(どのような薬にも、少なからず副作用があるからです)。
- 「侵襲」の読み方
「侵襲」の読み方
「侵襲」は、「しんしゅう」と読む言葉です。
共に音読みで発音すれば問題なく読める言葉で、医学用語以外では、「侵入して襲う」という意味で使われることもあります。
先に紹介した意味とは全く異なる解釈になりますが、ここまで違う意味なので、使われ方から簡単にどちらの意味で用いているのか分かるでしょう。
「侵襲」の概要
「侵襲」は先のように、あまり見聞きすることはない言葉です。
使われるとすれば、各種の記事やニュースの中が多く、「過去に受けた手術の侵襲が影響して~」などという形になります。
怪我や事故といったことが原因だけでなく、この手術や投薬などの医療行為でも「侵襲」と表現されることを覚えておいてください。
「侵襲」を使った例文と意味を解釈
「侵襲」を使った例文と、その意味の解釈です。
広く使える言葉ですが、一般にはあまり使われていません。
- 「侵襲」を使った例文1
「侵襲」を使った例文1
「昨年患った病気による侵襲で、未だに今ひとつ体調がよくならない」
侵襲は、細かい原因や理由を指定せず、このように病気と一括りにしても使える言葉です。
この使い方の場合、病気自体によるそれと、治療行為も含めて使っていると解釈してください。
「侵襲」という表現は、日常ではまず使われることはありません。
「侵入して襲う」の意味の方でもほとんど見聞きしないので、共に意味を覚えておく程度でいいでしょう。