「諮問探偵」とは?意味や例文など徹底解説
この「諮問探偵」とは、現実には存在しない架空のキャラクターの職業です。
目次
- 「諮問探偵」とは?
- 「諮問探偵」の概要
「諮問探偵」とは?
「諮問探偵」は、コナン・ドイル作の「シャーロック・ホームズ」シリーズに登場する、主人公のシャーロック・ホームズの職業を指す言葉です。
作中では世界に1人だけの職業とされており、実際にそのような職業は存在しません。
「探偵」であれば、日本にも多く存在していますが、「諮問探偵」と呼べる職業は世界でも例がありません。
よって、あくまで架空の存在(職業)です。
- 「諮問探偵」の読み方
「諮問探偵」の読み方
「諮問探偵」は、「しもんたんてい」と読んでください。
「諮問」は、自分では決められないことに人の意見を参考にすることです。
探偵が自分で何も決められないようでは話にならず、「諮問探偵」とすると、詰問をされる立場だと解釈する言葉になります。
「諮問探偵」の概要
世界で唯一の「諮問探偵」であるシャーロック・ホームズは、複雑な事件が起こる度に警察から意見を求められます。
この警察との絡みもシャーロック・ホームズのシリーズ全般においての面白さで、同作品ではおなじみのレストレード警部がいい味を出しています。
この警部が担当することになった事件では、すぐにシャーロック・ホームズに対して捜査の協力を依頼します。
それ「お約束」ともなっており、警察から意見を求められるどころか、事件の解決まで助手のワトソンと共に行ってしまうのがこのシリーズのパターンです。
尚、出身はは明らかにされておらず、家族についてもマイクロフトという兄が居るという記述が作中にある程度で、ほとんど語られていません。
その為、最後まで謎の多い人物ですが、そこもまたシャーロック・ホームズの魅力だと言えるかも知れません。
「シャーロック・ホームズ」シリーズに影響を受けたと思われる作品も多く、その中にはシャーロック・ホームズ同様に、警察と密に協力する探偵も登場していますが、この「諮問探偵」と呼ばれているのはシャーロック・ホームズだけです。