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「流石」とは?意味や使い方!例文や解釈

「流石」とは、「予想・評判のとおりの事実を認識して、改めて感心したり賞賛したりすること」を意味する言葉です。

「流石」「意味・読み方・使い方・流石を使った言葉・例文と解釈・目上の人に使えない理由・類語(シソーラス)や言い換え・英語と解釈」について、詳しく説明していきます。

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「流石」とは?意味や使い方!例文や解釈>


目次

  • 「流石」とは?
  • 「流石」の表現の使い方
  • 「流石」を使った言葉と意味を解釈
  • 「流石」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「流石」の表現は「目上の人」には使えない
  • 「流石」の類語や類義語・言い換え
  • 「流石」の英語と解釈


「流石」とは?

「流石」とは?

「流石」という表現は、「予想・評判・期待のとおりの事実を認識して、改めて感心したり賞賛したりするさま」を意味しています。

「流石」の表現には、「そうはいうものの、やはり」といった意味合いもあります。

この場合の「流石」は、「ある事実を認めて評価しているが、特定の条件下においてはその認識と反対の感情を抱くさま」を意味しています。

例えば、「水不足に悩んでいたが、ここまで雨が続くと流石に困ります」といった文章で、「それはそうだが、やはり」という「流石」の意味を示すことができます。

  • 「流石」の読み方

「流石」の読み方

「流石」の読み方は、「さすが」になります。



「流石」の表現の使い方

「流石」の表現の使い方

「流石」の表現の使い方は、「予想・評判・期待を裏切らない事実を認識して、改めて感心した場合」に使うという使い方になります。

また「流石」という表現は「そうはいうものの、やはり」というニュアンスで、「ある事実を認識して評価しながらも、その認識とは相反する感情を抱いているさま」を意味して使用することができます。

例えば、「流石は一流シェフ、深みのある料理の味が根本から異なります」「いくらこちらに落ち度があっても、あの横暴な態度には流石に頭に来ます」といった文章で使うことができます。

  • 「流石」の表現の語源・由来

「流石」の表現の語源・由来

「流石」の表現の由来は、学問の入門書「蒙求(もうぎょう)」に残されたエピソードにあります。

古代中国の西晋(せいしん)の孫楚(そんそ)が、俗世間を捨てて山奥で隠棲していたいと思っていて、その考えを「石に漱ぎ、流れに枕す(いしにすすぎ、ながれにまくらす)」という詩の表現で友人の王済(おうせい)に伝えました。

この詩は「石で口をすすいで、川の流れを枕にする」という意味なので、明らかにおかしな文章なのですが、王済に間違いを指摘された孫楚は「石で歯を磨いて、川で耳を洗って俗世のけがれを忘れるという意味だ」と言い返しました。

この屁理屈を聞いた王済が「そんな考え方もあるな」と改めて感心したことから、「なるほど」と感心する「流石」という言葉が生まれたのです。

「流石」を使った言葉と意味を解釈

「流石」を使った言葉と意味を解釈

「流石」を使った言葉を紹介して、その意味を解釈していきます。

  • 「流石は~です」【さすがは~です】
  • 「流石に無理」【さすがにむり】

「流石は~です」【さすがは~です】

「流石は~です」という表現は、「評判・期待の通りであることを確認して、~のことを改めて高く評価すること」を意味しています。

例えば、「流石はプロのスケーター、素晴らしい滑りです」といった文章で使用できます。

「流石に無理」【さすがにむり】

「流石に無理」という表現は、「一定の能力があるとしてもそこまでは無理」「そうはいっても無理」を意味しています。

例えば、「赤ちゃんの育児をしながらフルタイムのハードな仕事もするのは流石に無理です」といった文章で使えます。



「流石」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「流石」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「流石」を使った例文・短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。

  • 「流石」を使った例文1
  • 「流石」を使った例文2

「流石」を使った例文1

「流石、プロのアナウンサーになると、どんな言葉でも発音が極めて明瞭です」

この「流石」を使った例文は、「評判通りでやはり、プロのアナウンサーになると、どんな言葉でも発音が非常にはっきりしている」ということを意味しています。

「流石」を使った例文2

「いくら体力がある新人でも、流石に二週間ぶっ続けの休みなしで、毎日残業もさせるのは無茶です」

この「流石」を使った例文は、「いくら体力がある新人といってもやはり、二週間ぶっ続けの休みなしで、毎日残業もさせるのは無茶(健康面で危険)である」ということを意味しています。

「流石」の表現は「目上の人」には使えない

「流石」の表現は「目上の人」には使えない

「流石」という表現は、「相手の実力・能力・成果などに対して、改めてその価値を認識して感心・賞賛すること」を意味していますが、基本的に「上から目線で相手の能力や実績を評価してなるほどと感心するさま」という意味のニュアンスを持っています。

そのため、「流石」という表現は原則として、「自分よりも目上の人・肩書きが上の相手」に対しては使えないか、使わない方が無難な表現なのです。

「流石に社長の見識は高いですね」という文章は、社長を持ち上げて褒める時に使いがちなのですが、「上から目線で社長の見識を再評価している」という失礼な意味のニュアンスに受け取られてしまう恐れもあるのです。

「流石」の類語や類義語・言い換え

「流石」の類語や類義語・言い換え

「流石」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。

  • 「凄い・素晴らしい」
  • 「やはり・いくら何でも」

「凄い・素晴らしい」

「流石」の類義語・言い換えとして、「凄い・素晴らしい」があります。

「流石」という表現は、「相手の能力・素質・成績などを改めて確認して、感心して褒めること」を意味しているので、相手を褒め称える「凄い」「素晴らしい」を類義語(シソーラス)として指摘することができます。

「やはり・いくら何でも」

「流石」の類語・言い換えには、「やはり・いくら何でも」があります。

「流石」という言葉は「そうはいってもやはり」ということで、「相手の能力・実績などを評価しながらも、一面でそれとは相反する気持ちを抱いていること」を意味しています。

「流石」「流石にそこまでのお金は出せません」というように、「いくら何でも」といった意味もあります。

それらの意味から、「流石」の表現は「やはり・いくら何でも」という表現に言い換えられるのです。

「流石」の英語と解釈

「流石」の英語と解釈

「流石」という言葉を英語で表現すると、以下のようになります。

“That's great!, That's awesome!”(すごい・素晴らしい・感動した・流石です)

“as I just thought”(自分で思っていた通りに・流石に)

“even~”(流石に~でも・能力のある~であってもやはり)

  • “Even he couldn't solve this difficult question of math.”

“Even he couldn't solve this difficult question of math.”

「流石」を使ったこの英語の例文は、「流石の彼でも、この数学の難問は解くことができませんでした」ということを意味しています。

icon まとめ

「流石」という言葉について解説しましたが、「流石」には「予想・評判のとおりの事実を確認して、改めて感心すること」などの意味があります。

「流石」の由来や類語(シソーラス)などについて詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。