「変わり種」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「変わり種」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「変わり種」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「変わり種」とは?
- 「変わり種」の英語と解釈
- 「変わり種」の表現の使い方
- 「変わり種」を使った例文と意味を解釈
- 「変わり種」の類語や類義語・言い換え
「変わり種」とは?
「変わり種」というのは普通のものと違った種類、あるいは同種類の集団の中で普通の人とは違った特色や経歴を持つ人、という意味になります。
普通ではない、あるいは変わった人格、などという意味を持つこともあり、他の人とは違う人、という意味で使われることもある表現です。
例えば「彼は子供の頃から変わり種でした」「この息子は兄弟の中でも変わり種です」と表現できます。
- 「変わり種」の読み方
「変わり種」の読み方
「変わり種」という表現は「かわりだね」と読みます。
ぜひ覚えておきたい言い回しの1つです。
「変わり種」の英語と解釈
「変わり種」という表現を英語にすると“exception”や“something out of the ordinary”と表現できます。
「エジソンは偉大な頭脳を持った変わり種でした」ということであれば“ Edison was an unusual man with a gigantic intellect.”になります。
「変わり種」の表現の使い方
「変わり種」という表現は他の人とは違う、という意味で使われる表現になります。
例えば、今となっては誰もが知るナイチンゲールという女性は当時、かなり「変わり種」として扱われていました。
彼女はお金持ちで働く必要さえなく、お金持ちの家に嫁に行けば良いと考えられていたのです。
そして当時、看護師という仕事は非常に貧しい身分の人間が就く仕事であり、彼女が看護師になりたいと考えたときには家族を含め多くの人から反対を受けました。
しかし、彼女がそのような「変わり種」だったからこそ、今の看護という仕事が確立したとも言えるのです。
「変わり種」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「変わり種」を使った例文1
- 「変わり種」を使った例文2
「変わり種」を使った例文1
「彼女は子供の頃から変わり種でした」
小さな頃から周りの人と少し違うという場合、「変わり種」だと言われることがあるかもしれません。
例えば小さな頃から他の子供と違った感性を持っている、ということであれば、周りから「変わり種だ」などと言われてしまうこともあるかもしれません。
違うということが悪いわけでは無いのですが、特に子供の頃は違うという理由でレッテルを貼られてしまうこともあるかもしれないですね。
「変わり種」を使った例文2
「この子は兄弟の中でも変わり種です」
兄弟はなんやかんやと似た雰囲気を持つことがありますか、その中でも他と違う、兄弟の中でも変わっている、という場合は「変わり種」と言われる場合もあるでしょう。
他の兄弟と比べて落ち着きがない、他の兄弟と比べてよくしゃべる、などという時に「変わり種」だと言われることもあります。
「変わり種」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「変わり者」【かわりもの】
- 「少数派」【しょうすうは】
「変わり者」【かわりもの】
「変わり者」というのは普通の人と性質や言動等が違う人を指しています。
悪い意味で使われる事が多いですが、最近は個性を尊重するということでただ他の人とは違うという意味で使われることもあります。
また、「変わり者」は不思議な魅力を持つと考えられることもあります。
「少数派」【しょうすうは】
「少数派」という表現はその下に結集したり、支持したりするものが少ない党派や流派ということになります。
「マイノリティー」と言われることもありますね。
例えば日本人はアメリカにおいては「少数派」になります。
「変わり種」という表現は教養として知っておきたい言葉の1つでもあります。
悪い意味で使われることもありますので、もしこの言葉を使うときにはシチュエーションに注意しましょう。