「変わり果てる」の意味とは!類語や言い換え
「変わり果てる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「変わり果てる」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「変わり果てる」とは?
- 「変わり果てる」の表現の使い方
- 「変わり果てる」を使った例文と意味を解釈
- 「変わり果てる」の類語や類義語・言い換え
「変わり果てる」とは?
「変わり果てる」というのはすっかり変わる、という意味になります。
それまでの性質や状態とは大きく変わる、大きな変化を見せる、という意味であり、例えば「かつてはのどかな田園だったが、今はすっかり変わり果ててしまった」のように使います。
小説などでは、殺人事件などが起こって「彼女は変わり果てた姿で見つかった」などと使われることもありますね。
良い意味で変わったということではなく、以前とすっかり変わりひどい状態になった、という時に使われる表現でもあります。
- 「変わり果てる」の読み方
「変わり果てる」の読み方
「変わり果てる」という表現は「かわりはてる」と読みます。
よく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「変わり果てる」の表現の使い方
「変わり果てる」という表現は大きく変化したという意味になります。
ネガティブな意味合いで使われることが多く、悪い意味で変わった、ひどくなった、というニュアンスがあります。
「この辺りは田舎だったが、最近はすっかり変わり果てた」などと言われれば、少なからずその人はその変化に良いイメージを持っていないということになります。
「変わり果てる」を使った例文と意味を解釈
ここでは英文を紹介していきます。
- 「変わり果てる」を使った例文1
- 「変わり果てる」を使った例文2
「変わり果てる」を使った例文1
「子供が川に流され、変わり果てた姿で見つかった」
夏になると、水事故が増えますよね。
子供が川に流された、などというニュースを聞くこともあるのではないでしょうか。
子供が流されてしまったらひとたまりもなく、あっという間に命が奪われてしまうこともあります。
そのような場所で命が奪われてしまえば体も大きく痛んでしまい、数日後に変わり果てた姿で見つかるということもあります。
子供などを連れて水のそばに行くときには気をつけなければいけません。
「変わり果てる」を使った例文2
「若い人たちが出て行ってしまい、この村もすっかり変わり果ててしまいました」
若い人たちが都会に出て行ってしまうと、その村などは発展しなくなってしまい、大きく変わってしまいますよね。
若い人たちがいればまだ街にも活気が出てきますが、若い人たちが出て行ってしまい、お年寄りばかりが残った後ということであれば全体的に活気がなくなってしまい、過疎化などの現象が起こる場合もあります。
「変わり果てる」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「大きな変化を見せる」【おおきなへんかをみせる】
- 「悪化する」【あっかする】
「大きな変化を見せる」【おおきなへんかをみせる】
「大きな変化を見せる」という表現にはそれまでの性質や状態とは大きく変わる、という意味になります。
「ファッションやトレンドが大きな変化を見せる」などと表現することもあります。
「悪化する」【あっかする】
「悪化する」という表現は次第に悪くなるという意味を持ちます。
対義語は「好転」です。
「変わり果てる」という表現は残念なニュースで聞くこともある表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
事故などには気をつけて生活したいですね。