「芸が細かい」の意味とは!類語や言い換え
日常会話で「芸が細かい」という言葉を見聞きすることがあります。
一体どの様な意味なのか、使い方や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「芸が細かい」とは?
- 「芸が細かい」の具体例や表現の使い方
- 「芸が細かい」を使った例文と意味を解釈
- 「芸が細かい」の類語や類義語・言い換え
「芸が細かい」とは?
「芸が細かい」の概要について紹介します。
- 「芸が細かい」の読み方
- 「芸が細かい」の意味
「芸が細かい」の読み方
「芸が細かい」は「げいがこまかい」と読みます。
特に難しい読み方ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「芸が細かい」の意味
「芸が細かい」とは「非常に念入りで、細かい部分まで気にしていること」という意味です。
何かものごとを手掛ける時に、自分が満足できるかだけではなく、人が見てどう思うかまでを考えて行動します。
他の人よりも準備や作業に手間暇をかける場合もあります。
芸事だけではなく、ビジネスやプライベートで人に結果を見せた時に、周囲の人が感心して使う言葉です。
最近の若い人の間では省略して「ゲイコマ」と言われています。
「芸が細かい」の具体例や表現の使い方
「芸が細かい」が使われるシーンについて紹介します。
- プレゼンで
- 飲み会の出し物で
- 言い訳をする時に
プレゼンで
ビジネスでプレゼンを行う時に、普通は必要な画像やイラストはパワーポイントに入っているものを使うのですが、わざわざ自分で画像を撮影してきたり、イラストを作成したりした時に「芸が細かい」が使われます。
飲み会の出し物で
会社の飲み会で出し物をする時に、ただ芸をするだけではなく小道具を揃えたり、BGMを流したりして、単なる宴会芸ではなくエンターテインメント性を出した時に「芸が細かい」が使われます。
言い訳をする時に
人に対してドタキャンやズル休みの言い訳をする時に、「前日から具合の悪そうな様子を見せておく」「親から連絡して貰う」など、あらゆるお膳立てをする人に対して「芸が細かい」が使われます。
「芸が細かい」を使った例文と意味を解釈
「芸が細かい」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「芸が細かい」を使った例文1
- 「芸が細かい」を使った例文2
「芸が細かい」を使った例文1
「彼が幹事を担当すると芸が細かくて楽しめる」
飲み会の幹事を任せると、色々と気を遣って演出を考えてくれる人がいることを表しています。
ただ飲んで喋るだけではなく、ゲームなどで盛り上げてくれるのでしょう。
「芸が細かい」を使った例文2
「そこまで先輩を真似するとは芸が細かい」
仕事で先輩について学んでいる段階なのですが、何かにつけてやることが先輩そっくりです。
電話の応対の仕方や持ち物など、細かい部分まで先輩を真似ている様子を表しています。
「芸が細かい」の類語や類義語・言い換え
「芸が細かい」の類語を紹介します。
- 「手の込んだ」【てのこんだ】
- 「細部にこだわった」【さいぶにこだわった】
「手の込んだ」【てのこんだ】
「細かい部分まで入念に作り込まれていること」という意味です。
「手の込んだ作り」「手の込んだ芝居」などに使われます。
「細部にこだわった」【さいぶにこだわった】
「細かいところまで気にして納得いくまで作り込んだ様子」という意味です。
「芸が細かい」は「非常に念入りで、細かい部分まで気にしていること」という意味です。
何かにつけて器用な人に対して使ってみましょう。