「浮き世は回り持ち」とは?意味や元ネタなど徹底解説
「浮き世は回り持ち」ということわざは、一体どの様な意味があるのでしょうか。
使い方なども併せて紹介します。
目次
- 「浮き世は回り持ち」とは?
- 「浮き世は回り持ち」の概要
- 「浮き世は回り持ち」の表現の使い方・例文
「浮き世は回り持ち」とは?
「浮き世は回り持ち」の読み方と意味について紹介します。
- 「浮き世は回り持ち」の読み方
- 「浮き世は回り持ち」の意味
「浮き世は回り持ち」の読み方
「浮き世は回り持ち」は「うきよはまわりもち」と読みます。
難しい漢字は使われていないので、これを機に覚えておきましょう。
尚、「浮き世」を「浮世」と書くこともありますが、読み方は同じです。
「浮き世は回り持ち」の意味
「浮き世は回り持ち」の意味は「世の中において幸福や不幸、貧富などは同じ人に留まらず、常に人から人へと巡って行くものである」ということです。
今幸福な人がいても将来的に不幸になるかも知れず、その反対に不幸な人が突然幸福になるかも知れません。
人生は常に変化に満ちていてお互いが様々な経験をするものだという教訓です。
「浮き世は回り持ち」の概要
「浮き世は回り持ち」の概要について紹介します。
- 「浮き世は回り持ち」を分解して解釈
- 「浮き世は回り持ち」の類語
「浮き世は回り持ち」を分解して解釈
「浮き世」とは「憂き世」と「浮世(ふせい)」という2つの言葉が合わさった言葉です。
「憂き世」とは「つらい世の中」のことで、「浮世」とは「はかない世の中」のことです。
つまり、「浮き世」とは「つらくはかない世の中」「変わり易い世の中」という意味です。
「回り持ち」とは「順番に受け持つこと」で、当番制の者に対して使われます。
これらの言葉が組み合さり「つらくはかない運命は人に順番に回ってくる」という意味で使われる様になりました。
「浮き世は回り持ち」の類語
「浮き世は回り持ち」の類語として「楽あれば苦あり」「昨日は人の身今日の我が身」などがあります。
「浮き世は回り持ち」の表現の使い方・例文
「浮き世は回り持ち」は、苦労をしている人を励ます意味で使われます。
現在よい運勢の人に対して言うと嫉妬や嫌味に聞こえるので注意しましょう。
例文としては「『浮き世は回り持ち』だからきっと今にいいことあるよ」になります。
「浮き世は回り持ち」は「幸福や不幸、貧富などは常に人から人へと巡って行くものである」という意味です。
落ち込んだり悩んだりしている人に対して使ってみましょう。