「顔で笑って心で泣く」とは?意味など徹底解説
「顔で笑って心で泣く」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは「顔で笑って心で泣く」という言葉について詳しく解説していきます。
それでは一緒に見ていきましょう。
目次
- 「顔で笑って心で泣く」とは?
- 「顔で笑って心で泣く」の概要
- 「顔で笑って心で泣く」の表現の使い方・例文
「顔で笑って心で泣く」とは?
「顔で笑って心で泣く」とは辛い、泣きたいという気持ちであってもそれを表面には出さないこと、むしろ楽しそうに明るくふるまうことを言います。
- 「顔で笑って心で泣く」の読み方
「顔で笑って心で泣く」の読み方
「顔で笑って心で泣く」と書いて「かおでわらってこころでなく」と読みます。
「顔で笑って心で泣く」の概要
「顔で笑って心で泣く」とは、本当は辛い、悲しい時でもそのような感情を表には出さず、明るくしている、笑っていることを言います。
それは相手や周囲に、自分のことで気を使わせてはいけないという思いからだったり、単純に仕事であるから顔に出せないといったものまで様々な状況が考えられます。
また「顔で笑って心で泣く」という言葉のように、泣きたい時にあえて笑う、ポジティブになることで何とかなるといった気持ちに奮い立たせることでもあります。
「顔で笑って心で泣く」の表現の使い方・例文
それでは「顔で笑って心で泣く」の表現を使った例文を紹介します。
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「片思いの彼と親友が実は恋人だったと知った私は、顔で笑って心で泣いていた」
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「こんな大損をさせられて責めたかったが、顔で笑って心で泣くしかなかった」
「片思いの彼と親友が実は恋人だったと知った私は、顔で笑って心で泣いていた」
自分の片思いをしていた人と、自分の親友が実は恋人同士でつき合っていたというシチュエーションでは、まさに「顔で笑って心で泣く」状態になることでしょう。
好きな人や親友の幸せは自分の失恋でもあるわけです。
笑って祝福しますが、心の中は失恋で涙です。
「こんな大損をさせられて責めたかったが、顔で笑って心で泣くしかなかった」
仕事などで、明らかな損、何も利益がないという時は泣きたい気持ちです。
しかし仕事相手を責めるわけにはいきません。
トホホという気持ちを隠し、顔ではにこやかに接するよりないといった時に「顔で笑って心で泣く」という表現を使います。
いかがでしたでしょうか。
「顔で笑って心で泣く」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
誰しも悲しく、泣きたい時はありますが、それを隠して笑っているという意味です。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。