「煙幕」とは?意味や読み方などを解説!
「煙幕」とは、そのものの意味で使う場合と、比喩として用いられる場合がある言葉です。
目次
- 「煙幕」とは?
- 「煙幕」の比喩としての使い方
「煙幕」とは?
「煙幕」とは、文字通り、煙が立ち込めて幕が張っているように見える状態を指して使います。
この状態になると、煙によってその先が見えなくなると考えてください。
実際にそういった状態になるのは、火事の際の煙や建築物の崩落による土煙、または土砂などが原因だと考えられます。
また、発炎筒などによって、故意にこれを発生させることができます。
- 「煙幕」の読み方
「煙幕」の読み方
「煙幕」は、「えんまく」と読んでください。
どちらも音読みで発音するだけなので、読み方に問題はないでしょう。
昔の忍者が、ピンチになるとこれを発する煙玉によって逃げ切るという手段が有名です。
「煙幕」の比喩としての使い方
「煙幕」は、「煙に巻く」(けむにまく)という意味で使うこともできる言葉です。
この使い方の例としは、「あの社長、肝心なところには煙幕を張ったよ」といったような形で、その肝心なところは誤魔化したという意味で使っています。
この言葉使われる際には、こちらの比喩として用いられることの方が多くと考えておいていいでしょう。
本当の煙によって幕が張られるような状態は、そう起こるものでもないからです。
「煙幕」は上のように、「煙に巻く」の代わりに使われることが多い言葉です。
ビジネスでも、相手によってはこの意味ではよく見聞きことになるかも知れません。