「薄給激務」の意味とは!類語や言い換え
「薄給激務」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「薄給激務」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「薄給激務」とは?
- 「薄給激務」の具体例や表現の使い方
- 「薄給激務」を使った例文と意味を解釈
- 「薄給激務」の類語や類義語・言い換え
「薄給激務」とは?
「薄給激務」というのは仕事が大変でありながら給料が低い、という状態を指しています。
「薄給」というのは給料が少ない、安月給、という意味であり、「激務」というのは仕事の内容が大変である、非常に忙しい勤め、などという意味があります。
この2つを合わせて、非常に忙しく仕事をしなければならないにもかかわらずそれに見合ったお給料がもらえない、お給料が安い、ということになるのです。
このような企業はブラック企業と呼ばれてしまうこともあります。
- 「薄給激務」の読み方
「薄給激務」の読み方
「薄給激務」は「はっきゅうげきむ」と読みます。
使いたくない表現ですがニュースなどで聞くこともありますので、よく覚えておきましょう。
「薄給激務」の具体例や表現の使い方
例えば残業をすればそれだけ収入が入るはずですよね。
もしも休日出勤をすれば、いつもの仕事よりもより高い金額のお給料がもらえるのではないでしょうか。
それにもかかわらず、残業をしても手当がつかない、ほとんどがサービス残業になっている、その割に仕事内容が厳しく忙しい、などという時に「薄給激務」という表現が使えます。
最近は残業をしても手当がつかず、その割に厳しい仕事が求められることもあり、労働市場の改善が求められています。
「薄給激務」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「薄給激務」を使った例文1
- 「薄給激務」を使った例文2
「薄給激務」を使った例文1
「薄給激務の仕事はしたくないです」
誰しも、働いたらそれに見合ったお給料が欲しいと思いますよね。
どれだけ仕事をしてもお給料が増えない、残業や休日出勤に対応してもお給料がもらえない、ということであれば誰でも労働意欲をなくしてしまうのではないでしょうか。
大学生の中にはブラック企業は絶対に避けたいと考える人も増えています。
「薄給激務」を使った例文2
「薄給激務が続き、姉は体調を崩してしまいました」
どれだけ仕事をしても収入が増えないということであれば、そのままストレスが溜まって体調を崩してしまう可能性もあります。
朝早くから夜遅くまで働かなければいけない、しかしそれに見合った対価がもらえない、ということであればストレスも溜まりますし、体も疲れていきますよね。
それが大きなストレスとなって体調に異変をきたしてしまうこともあります。
体調がおかしくなる前にセーブをかける必要があります。
「薄給激務」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「ハードワーク」
- 「ブラック企業」【ぶらっくきぎょう】
「ハードワーク」
「ハードワーク」というのはきつい仕事や重労働を指しています。
何がどれだけ大変かというのは人によって異なりますが、仕事がきついという状態であってもそれなりに対価が高ければ頑張れるかもしれません。
「ブラック企業」【ぶらっくきぎょう】
「ブラック企業」というのは若者を大量に採用し、過重労働や違法労働、パワハラによって使い潰した上で離職に追い込む成長大企業という意味になります。
一生懸命働いてもお給料が上がらない、などという時にブラック企業と言われることもあり、ブラック企業には気をつけるよう注意されることもあります。
「薄給激務」は辛いですよね。
働いたら働いた分、対価が欲しいと感じる人もいるのではないでしょうか。
働き過ぎて体調を崩してしまっては意味がありませんので、気をつけなければいけません。