「覆される」の意味とは?読み方や使い方・例文・類語まで詳しく解説!
一度そうだと決まったことでも、場合によっては、「覆される」ことがあるものです。
目次
- 「覆される」とは?
- 「覆される」の表現の使い方
- 「覆される」を使った例文と意味を解釈
- 「覆される」の類語
「覆される」とは?
「覆される」とは、決定した内容が引っくり返されてしまうことです。
決定自体が無かったことになる訳ではなく、全く逆になってしまう場合を指して使います。
よって、決定は決定でも、2つに1つという場合に使う表現になります。
町役場の新築を行うか否かといった議論があり、一度行わないと決まったものの、後から「覆される」ことになってしまい、結局行うことになったようなケースに対して使われます。
- 「覆される」の読み方
「覆される」の読み方
「覆される」は、「くつがえされる」と発音してください。
漢字では読み方が分からない場合も、この発音であれば聞いたことがある人も多いでしょう。
決まったことが全く逆になってしまうことなので、基本的にはそのような悪いことが起きたという使い方になりますが、決してそれだけの言葉ではなく、いい意味で使うこともできます。
「覆される」の表現の使い方
「覆される」は、上のようにいい意味でも使える言葉です。
その場合には、「決まってしまってはどうしようもないと思っていたが、土壇場になって覆されることになった」のように、決定が逆になったことが幸いしたという用い方になります」
その為、元々悪い意味のある言葉ではなく、悪いことに対して使う場合が多いだけだと考えておくといいでしょう。
「覆される」を使った例文と意味を解釈
「覆される」を使った例文と、その意味の解釈です。
いい意味と悪い意味で使っている両方を挙げていきます。
- 「覆される」を使った例文1
- 「覆される」を使った例文2
「覆される」を使った例文1
「何とか覆されないかと思っていたが、その通りになって本当によかった」
決定が全く逆にすることを「覆す」(くつがえす)と使い、その他にも変化させた使い方ができる言葉です。
「覆った」ことがいい結果になったという例文でもあります。
「覆される」を使った例文2
「折角のこの決定が、まさか覆されることはないだろう」
こちらは、覆されてしまうと困ってしまうという使い方です。
決定自体が無くなる訳ではなく、全く逆になってしまうというところがこの言葉のポイントだと言っていいでしょう。
「覆される」の類語
「覆される」と似た意味で使える言葉です。
「ひっくり返る」は意味の説明で挙げているのでここには含みませんが、それも立派な類語の1つです。
- 「逆転する」【ぎゃくてんする】
「逆転する」【ぎゃくてんする】
スポーツの試合でよく使われる表現ですが、決定が「逆転した」といった使い方もできる言葉です。
全く逆になることなので、「覆される」と同じように、「決定が逆転した」などと用いてください。
「覆される」と聞くと、どうしても悪い意味で捉えてしまいがちですが、中にはそうなってよかったという場合もあり、この言葉は、使い方次第でいい意味にも悪い意味にもなると覚えておいてください。