「徒長」とは?意味や読み方・詳しい概要を解説!
「徒長」は園芸用語の1つで、このように植物が育ってしまうのは、あまりいいことではありません。
目次
- 「徒長」とは?
- 「徒長」の概要
「徒長」とは?
「徒長」とは、植物が間延びして育ってしまう現象を指します。
本来であれば、20センチ程度にしか育たない種類のはずが、30センチくらいまで育ってしまったといった時に使う言葉です。
その何がいけないのかと言えば、徒長してしまった植物は、軟弱に育っている可能性が高い為、ちょっとしたことで枯れてしまったり、そこからうまく育てたとしても、あまり長くはもたない可能性が高いです。
- 「徒長」の読み方
「徒長」の読み方
「徒長」は、「とちょう」と読む言葉です。
室外の花壇などで育てていると、あまり徒長してしまうことはなく、室内で育てる植物によく見られると言っていいでしょう。
「徒長」の概要
植物が徒長してしまう一番の原因は、日当たりが悪いことによる日照不足と、栄養のあげ過ぎだと言われています。
よって、室外で育てている植物にはあまり見られず、どうしても日当たりがまばらになることが多く、水や栄養剤を与えやすい室内の植物がそうなることが多くなっています。
明らかに徒長してしまった植物を日当たりがよい場所に移すといったことは、決してやってはいけません。
それまでの環境で軟弱に育ってしまった植物にとって、よい日当たりは決してプラスにはならず、枯れを早めてしまうだけになってしまいます。
徒長してしまった植物は、そのままの日当たりの環境のまま風通しをよくするなどして、なるべく延命させてあげてください。
必要以上の水や栄養は、植物にとって反って悪く作用してしまうと覚えておきましょう。
室内の植物の「徒長」を防ぐには、なるべく日当たりのいい場所で日光に当てるようにしましょう。
水や栄養を与え過ぎないこともとても大切です。