「図無し」の意味とは!類語や言い換え
「図無し」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「図無し」という言葉を使った例文や、「図無し」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「図無し」とは?
- 「図無し」の類語や類似表現や似た言葉
- 「図無し」を使った例文や短文など
「図無し」とは?
「図無し」という言葉を知っているでしょうか。
周囲に「彼は図無しな大きさだ」と感じるような人がいるかもしれません。
一方で、「図無し」という言葉を、まるで知らない人もいるでしょう。
そこで「図無し」という言葉の意味を紹介します。
- 「図無し」の読み方
- 「図無し」の意味
「図無し」の読み方
「図無し」は「ずなし」と読みます。
特に難しい漢字は使われていませんが、見慣れない言葉のため、読み方が難しいかもしれません。
これを機会に「図無し」は「ずなし」と読みましょう。
「図無し」の意味
「図無し」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「図無し」には、「際限のない様子」という意味や、そのような人という意味があります。
「彼は図無しな大きさだ」という時は、彼は際限なく感じるような大きさの人だという意味があります。
このように「図無し」には「際限のない様子、またはそのような人」という意味があります。
「図無し」の類語や類似表現や似た言葉
次に「図無し」の類語や類似表現を紹介します。
「図無し」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「底抜け」【そこぬけ】
- 「無尽蔵」【むじんぞう】
「底抜け」【そこぬけ】
「底抜け」には「程度が並はずれていて、際限がないこと」という意味があります。
「底抜けに明るい性格」という時は、その人の性格が並はずれて明るいという意味があります。
「底抜けのお人よし」「底抜けに騒ぐ」などという使い方をします。
「無尽蔵」【むじんぞう】
「無尽蔵」には「いくらとってもなくならないこと」という意味があります。
「無尽蔵なスタミナ」は、どれだけ消耗しても尽きないスタミナという意味になります。
「図無し」を使った例文や短文など
続いて「図無し」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「図無し」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「図無し」を使った例文1
- 「図無し」を使った例文2
「図無し」を使った例文1
「彼の胃袋は『図無し』だ」
この例文に登場する彼は、とても大食いで、胃袋の容量が際限ないように見えるのではないでしょうか。
大食いのテレビ番組で活躍しているような人の胃袋は、際限がないように見えるため、「図無し」と表現できそうです。
「図無し」を使った例文2
「彼女に別れを切り出すと、『図無し』に泣き続けた」
この例文は男女の別れを文章にしたものです。
男性が別れを切り出すと、彼女が際限ない様子で泣き続けたという意味があります。
彼のことが好きな気持ちが多ければ多いほど、泣きやむことがないかもしれません。
「図無し」という言葉について見てきました。
誰かの行為が際限ない様子な時、また際限がないと感じるような人を見た時に、「図無し」という言葉を使ってみましょう。