「禁断の果実」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「禁断の果実」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「禁断の果実」という言葉を使った例文や、「禁断の果実」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「禁断の果実」とは?
- 「禁断の果実」の類語や類似表現や似た言葉
- 「禁断の果実」を使った例文や短文など
「禁断の果実」とは?
「禁断の果実」という言葉を知っているでしょうか。
「アルコールは、禁断の果実だ」などと、思った経験があるかもしれません。
一方で、「禁断の果実」という言葉を、まるで知らないという人もいるかもしれません。
そこで「禁断の果実」という言葉の意味を紹介します。
- 「禁断の果実」の読み方
- 「禁断の果実」の意味
- 「禁断の果実」の語源
「禁断の果実」の読み方
「禁断の果実」は「きんだんのかじつ」と読みます。
「禁断」は「きんだん」、「果実」は「かじつ」と読みます。
これを機会に、「禁断の果実」は「きんだんのかじつ」と読みましょう。
「禁断の果実」の意味
「禁断の果実」という言葉の意味を紹介します。
「禁断の果実」には、「手に入れたいと思うが、手に入れないほうがいい物」という意味や、「禁じられているが、欲しいと思う物」という意味があります。
「アルコールは禁断の果実だ」と感じている人は、お酒を飲みすぎて、失敗した経験がある人かもしれません。
お酒は飲みたいと思うが、飲まないほうがいい物という認識がある人にとって、お酒は「禁断の果実」になります。
「禁断の果実」の語源
「禁断の果実」は旧約聖書の「創世記」に登場します。
エデンの園に暮らすアダムとイヴが、禁じられていた木の実を食べたことにより、楽園から追放されます。
この木の実が「禁断の果実」の語源になったとされています。
「禁断の果実」の類語や類似表現や似た言葉
次に「禁断の果実」の類語や類似表現を紹介します。
「禁断の果実」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「不倫」【ふりん】
- 「禁断症状」【きんだんしょうじょう】
「不倫」【ふりん】
「不倫」には「既婚者が、パートナー以外の相手と関係を持つこと」という意味があります。
既婚者との恋愛は、どれだけ好きでも、たくさんの人を傷つけてしまう恋愛になります。
そのため「不倫」はどれだけ相手を好きでも、好きになってはいけない、あるいは禁じられているが、したいことのため、「禁断の果実」と言えるでしょう。
「禁断症状」【きんだんしょうじょう】
「禁断症状」には、「アルコールや麻薬などの使用を中止した時、体や心に異変が起こること」という意味があります。
それまで依存していたアルコールや麻薬などを絶った時、何か病的な症状が出ることを「禁断症状」と言います。
「禁断の果実」を使った例文や短文など
続いて「禁断の果実」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「禁断の果実」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「禁断の果実」を使った例文1
- 「禁断の果実」を使った例文2
「禁断の果実」を使った例文1
「美しいが、性格が悪いと噂の女性は、男性にとって『禁断の果実』だ」
男性なら美しい容姿の女性に心が魅かれるでしょう。
一方で、性格が悪い女性と、付き合いたい男性はいないでしょう。
そのため、この例文のように「美しくて性格が悪い女性」は、手を出したいが、手を出さない方がいい「禁断の果実」と言えるかもしれません。
「禁断の果実」を使った例文2
「麻薬は『禁断の果実』だ」
この例文のように、一時的な快楽を得られるものの、体に害があり、法律違反になる麻薬は、現代の「禁断の果実」と言えるものかもしれません。
「禁断の果実」という言葉について見てきました。
とても欲しいけれど、手に入れないほうがいい物がある時、禁じられているけれど、欲しい物がある時、「禁断の果実」という言葉を使ってみましょう。