「仰山」とは?意味や言い換え!例文と解釈
皆さんは「仰山」という言葉を耳にすることがよくあるかと思います。
この言葉は日常的な生活の場面でよく出てくる言葉ですが、ビジネスの中でも、使っている人が結構いるかと思います。
そこで今回は、この言葉についてフォーカスしていくことにします。
目次
- 「仰山」とは?
- 「仰山」の英語と解釈
- 「仰山」の表現の使い方
- 「仰山」を使った例文と意味を解釈
- 「仰山」の類語や類義語・言い換え
「仰山」とは?
「仰山」とは、「数量が非常に多いさま」、あるいは「言っていることや行動がとても大げさなさま」という意味がある言葉です。
- 「仰山」の読み方
「仰山」の読み方
「仰山」は「ぎょうさん」という読みますが、この読み方を知ると、よく使われているのかと言葉であることに気付くことでしょう。
ここで忘れないようにキチンとチェックしておきましょう。
「仰山」の英語と解釈
「仰山」を英語で訳すと、“much”、“much”、“a lot”、“very much”、“much”、“lots”、“a great deal”、“a good deal”、“much”、“often”などの言葉で表現することができます。
「仰山」の表現の使い方
「仰山」は「たくさんあること」や「パフォーマンスがおおげさ」という意味になるので、物の数量がおそろしいほどにある場合や、人のアクションがすごくオーバーな時に、使われることになります。
「仰山」は関西系の方言と思われている人も少なくありませんが、今では関東圏でもよく使われるので、かなりポピュラーな言葉と言えるでしょう。
このような言葉が他にも可能性があるので、色々と調べてみると面白いでしょう。
「仰山」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「仰山」を使った例文を見ながら具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「仰山」を使った例文1
- 「仰山」を使った例文2
「仰山」を使った例文1
「あまりにあいつの言葉が仰山なので、さすがの田中君もドン引きしてしまった」
この例文の「仰山」は「あいつ」の言葉の数があまりにも多くて、「田中君」がドン引きしているさまを説明しています。
しかも、単なる口数の多さだけではなく、勢いのある押しの強さにも、引き気味の様子が伺えます。
「仰山」を使った例文2
「今年の夏のキャンプには、数家族がいっしょに使うものが仰山あって大変だ」
夏になると、家族計画連れのキャンプだけではなく、気の置ける他の家族ともいっしょにキャンプすることかまあります。
そんな時にあまりの多いキャンプ用具やバーベキューの準備で、大変な思いをしているようです。
このようなケースでも「仰山」という言葉を使うことができます。
「仰山」の類語や類義語・言い換え
「仰山」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにしましょう。
- 「オーバー」
- 「大分」【だいぶ】
「オーバー」
前項でも触れましたが、「オーバー」という言葉が「仰山」に近い意味を持つ類義語として解釈することができます。
「真実であるか合理的であるよりも大きなものとして見受けられる」という意味になります。
簡単に言うと、「やることなすことが、全ておおげさだ」ということになるでしょう。
「大分」【だいぶ】
「おおいた」と読みそうになりますが、ここでは「だいぶ」という読み方になる「大分」ですが、これもまた「仰山」の類義語として使うことができます。
「非常に大きい程度や範囲まで」、「ずんと」、「余っ程」という意味で使われています。
「仰山」という言葉の意味や活用シーンを情報してきましたが、この記事を見ていて、身近な場面でよく出てくることがあるなと思われたことと思います。
ただ、文字にすると「仰山」という漢字になるので、ピンと来る人が意外に少ないのではないかとも思います。
文字にして使うよりも、実際の話し言葉として浸透しているはずです。