「拙さ」とは?意味!読み方や解説
この「拙さ」は、意味は漢字から想像できるかも知れませんが、読み方は知らないとまず分からないでしょう。
目次
- 「拙さ」とは?
- 「拙さ」の表現の使い方
「拙さ」とは?
「拙さ」は、「浅はかさ」という言葉と似た意味で使われます。
この言葉であれば、見聞きしたことがある人も多いでしょう。
つまり、劣っている、未熟であるという意味で使われる言葉で、このように表現されてしまう人やその内容は、とても褒められたものではないと解釈してください。
ですが、「拙さは残るものの、今回はあいつに任せてみよう」といったような使い方もできる言葉で、必ずしも悪い意味だけで使うとは限りません。
- 「拙さ」の読み方
「拙さ」の読み方
「拙さ」は、「つたなさ」と読んでください。
この読み方さえ分かれば、意味も分かるという人も多いかも知れません。
平仮名で使われることも多い言葉ですが、この漢字表記も是非覚えておきましょう。
「拙さ」の表現の使い方
「浅はか」と意味が似ていると書きましたが、「浅はかさ」は「愚かさ」と言い換えることができる言葉なので、多少意味合いが異なります。
よって、「浅はかな人間だ」とは使っても、「稚拙な人間だ」とはあまり使いません。
ニュアンスは近いながら、「拙さ」の方は、「得意ではない」、「うまくない」といった意味に捉えると分かりでしょう。
「拙さの残る英訳ですが~」と使うと、そこまで得意ではないが、頑張って英訳したということが表現できます。
「拙さ」は、使い方の難しい言葉の1つです。
上の「得意ではない」(うまくない)といった解釈が一番適切だと考えていいでしょう。