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「死角はない」の意味とは!類語や言い換え

皆さんは「死角はない」という言葉を色々な場面で耳にすることがあるかと思います。

そんなに難しい言葉ではないのですが、どのような場面で使われていたのかを思い出そうにも、ピンと来ない人もいるかもしれません。

そこで今回は、この「死角はない」について説明していくことにします。

死角はない

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「死角はない」の意味とは!類語や言い換え>


目次

  • 「死角はない」とは?
  • 「死角はない」の表現の使い方
  • 「死角はない」を使った例文と意味を解釈
  • 「死角はない」の類語や言い換え


「死角はない」とは?

「死角はない」とは?

「死角はない」とは「視界の中で見えない部分である死角がない」という直訳もできるのですが、この意味から転じて、「欠点や足りない部分が全くない」という解釈が生まれてきました。



「死角はない」の表現の使い方

「死角はない」の表現の使い方

「死角はない」「全く欠点が見当たらない」ということになるので、スポーツやゲームなどで競う時に、相手があまりにも強すぎて、攻めあぐねている場合などで使われます。

「死角はない」を使った例文と意味を解釈

「死角はない」を使った例文と意味を解釈

では、ここで「死角はない」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。

  • 「死角はない」を使った例文1
  • 「死角はない」を使った例文2

「死角はない」を使った例文1

「5度のタイトル防衛を続けているチャンピオンには死角はない」

この例文は「王者であるチャンピオンに付け入る隙が全くない」ことを言っています。

チャンピオン成り立ての頃は、色々と弱点があったのでしょうが、防衛戦を乗り越えて行くたびに、強さが増していきその牙城を崩すことが難しくなっているのです。

「死角はない」を使った例文2

「死角はないと言われる強敵でも、必ずしも何処に弱点があるものだ。もしかすると、相手が油断した時こそ、それが死角だ」

「死角はない」とされる強敵でも、必ず何処かに弱い面があるはずです。

強い相手に打ち勝つためには、そのウイークポイントを集中的に攻撃するしかありませんが、もしかすると、相手が油断した時に、そこに隙が生まれてくる可能性もあります。

それこそ「死角はない」から「死角が生まれる」瞬間なのです。



「死角はない」の類語や言い換え

「死角はない」の類語や言い換え

「死角はない」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにしましょう。

  • 「何処からでも来い」【どこからでもこい】
  • 「鉄壁の守り」【てっぺきのまもり】

「何処からでも来い」【どこからでもこい】

「何処からでも来い」「死角はない」に近い類義語として使うことができるでしょう。

「どのように攻めこまれても、全て対応して防ぎきることができることさま」を指しています。

「鉄壁の守り」【てっぺきのまもり】

「鉄壁の守り」という表現も「死角はない」の類義語として扱うことができます。

「高い防御能力を持っているもののこと」という意味で使われています。

icon まとめ

「死角はない」という言葉の意味や使い方を具体的な活用シーンとして紹介してきましたが、この言葉を日常的な場面で使うとするなら、スポーツの試合などの競技になってくることが多いでしょう。

大会で好成績を残しているチームや選手は、「死角はない」ということで、攻めることが難しい相手のはずです。

しかし、何処かに必ず弱点があるはずなので、そこを冷静に探し当てることも必要です。