「非難轟々」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「非難轟々」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「非難轟々」という言葉を使った例文や、「非難轟々」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「非難轟々」とは?
- 「非難轟々」の類語や類似表現や似た言葉
- 「非難轟々」を使った例文や短文など
「非難轟々」とは?
「非難轟々」という言葉を知っているでしょうか。
会社に不祥事が起きた時、トップの弁明が意味不明だった時などに、「非難轟々」だったという経験があるかもしれません。
一方で、「非難轟々」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。
そこで「非難轟々」という言葉の意味を紹介します。
- 「非難轟々」の読み方
- 「非難轟々」の意味
「非難轟々」の読み方
「非難轟々」は「ひなんごうごう」と読みます。
「非難」は「ひなん」、「轟々」は「ごうごう」と読みます。
特に「轟々」はかなり難しい言葉のため、初見で正しく読むのは難しいでしょう。
これを機会に、「非難轟々」は「ひなんごうごう」と読みましょう。
「非難轟々」の意味
「非難轟々」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「非難轟々」には、「欠点や失敗を責めたてる声が、とても大きなこと」という意味があります。
また「過去の過ちや欠点を責めたてること」を「非難轟々」と言います。
会社に不祥事が起きた時、社会に対して説明責任があるでしょう。
しかし弁明が意味不明だと、知りたいことを知れないことに、憤りを覚える人が増えます。
結果的に、その弁明をした人や会社の欠点や失敗を、責めたてる声が大きくなります。
このような様子を「非難轟々」と言います。
「非難轟々」の類語や類似表現や似た言葉
次に「非難轟々」の類語や類似表現を紹介します。
「非難轟々」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「喧々諤々」【けんけんがくがく】
- 「誹謗中傷」【ひぼうちゅうしょう】
「喧々諤々」【けんけんがくがく】
「喧々諤々」という言葉には、「たくさんの人が勝手な意見を話し出し、収拾がつかない様子」という意味があります。
例えば会議中に、参加者が進行役を無視して勝手な意見を話し始めると、収拾がつかない様子になります。
このような時の、勝手な意見が飛び交う様子を「喧々諤々」と言います。
「誹謗中傷」【ひぼうちゅうしょう】
「誹謗中傷」には、「根拠のない悪口を言いふらして、人を傷つけること」という意味があります。
ネットの掲示板などには、芸能人に対して根拠のない悪口が書き込まれていることがあります。
このような悪意のある書き込みや、根拠のない誰かを傷つけるような噂話は「誹謗中傷」と言います。
「非難轟々」を使った例文や短文など
続いて「非難轟々」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「非難轟々」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「非難轟々」を使った例文1
- 「非難轟々」を使った例文2
「非難轟々」を使った例文1
「給料を下げられたことに、社員が『非難轟々』だ」
この例文のように、給料を下げられてしまったら、どのような理由でも社員は声を大きくして文句を言うでしょう。
このような間違った決定に対して、大きな声で文句を言う様子を「非難轟々」と言います。
「非難轟々」を使った例文2
「世論が『非難轟々』なのを見て、先日出した発表を取り下げる」
政府や企業などが、何かを発表する時、世論の反応が気になるでしょう。
もし発表内容に欠点がある時は、文句がたくさん飛び出して、「非難轟々」となるでしょう。
このような時、その発表した内容を押し切るケースもありますが、変更できる場合はマイナーチェンジして、世論を和らげようとすることがあります。
「非難轟々」という言葉について見てきました。
誰かの欠点や失敗を責めたてる声が、とても大きいと感じた時に、「非難轟々」という言葉を使ってみましょう。