「自給自足」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「自給自足」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「自給自足」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「自給自足」とは?
- 「自給自足」の英語と解釈
- 「自給自足」の表現の使い方
- 「自給自足」を使った例文と意味を解釈
- 「自給自足」の類語や類義語・言い換え
「自給自足」とは?
「自給自足」というのは自らの生活に必要な物資を自らの力で手に入れる、自ら生産する、という生活のあり方を指しています。
例えば、自分の家に田んぼがあり、そこで稲が取れればお米を買う必要がありませんよね。
自分で野菜や果物を育て、それらを収穫して料理に使えたら、それも「自給自足」になります。
最近は野菜などの値段が高くなっているため、「自給自足」の生活に憧れている人も増えていると言われます。
- 「自給自足」の読み方
「自給自足」の読み方
「自給自足」は「じきゅうじそく」と読みます。
ニュースでもよく聞く表現ですから、ぜひ覚えておきましょう。
「自給自足」の英語と解釈
「自給自足という表現を英語にすると“self sufficiency”になります。
「私はできる限り自給自足の生活をしています」であれば“I try to live as self-sufficiently as possible.”になります。
「自給自足」の表現の使い方
最近は「自給自足」の生活に憧れている人が増えていると言われています。
野菜や果物は台風などの影響で値段が上がってしまい、家計を圧迫することがありますよね。
そのため、家庭菜園を始めたという人も多いのではないでしょうか。
「自給自足」は確かに「もしかしたら収穫できないかもしれない」というリスクがありますが、その一方で、トマト1個購入するにもお金がかかるなどという心配がありません。
また、国によっては「自給自足」が当たり前というところもあります。
「自給自足」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「自給自足」を使った例文1
- 「自給自足」を使った例文2
「自給自足」を使った例文1
「いざという時に自給自足できるよう、備えておきたいと思います」
日本は災害が多いですよね。
2018年にも大雨が続き、特に西日本は大打撃を受けました。
お店からものがなくなってしまい、仕入れもできない、人々が食べ物に困る、などという事態もあったと言われています。
そのようなときのことを考えると、できる限り野菜を家で育てたい、何かあっても少なくとも何かしら食べられるようにしておきたい、と考える人も増えています。
確かに魚などを養殖することは不可能ですが、野菜や果物であれば庭で育てられるものもありますので、ぜひ試してみると良いかもしれません。
「自給自足」を使った例文2
「日本は食料自給率が低く、いざとなったら自給自足できないと言われています」
日本は多くの食べ物を海外からの輸入に頼っています。
そのため、常に他の国に頼らなければならず、日本国内で「自給自足」ができないという指摘がなされています。
せめてもう少し食料自給率を上げるべきではないか、という考え方も増えており、様々な取り組みがなされています。
「自給自足」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「親離れ」【おやばなれ】
- 「独立」【どくりつ】
「親離れ」【おやばなれ】
「親離れ」というのは子供が成長し、親の保護がなくても自力で行動できるようになる、という意味になります。
精神的に親から独立するという意味合いもあり、たとえ一人暮らしをしていても親離れができていないこともあります。
「独立」【どくりつ】
「独立」というのは他の人や他の国家などによって支配され、従属的立場にあったものがその支配から離れて1つの主体として成立する、という意味があります。
一般的には従属的な立場にあった民族が国家として樹立することを指します。
「自給自足」という表現はニュースでも聞きますし、農業に関する話題にもよく出てくる表現です。
きちんと意味を理解しておきたいですね。