「援護射撃」とは?意味や使い方!例文や解釈
「援護射撃」とは、「敵の攻撃から味方(自軍)を守るために、側面・後方から射撃を行うこと」などを意味する言葉です。
「援護射撃」の「意味・読み方・使い方・分解した解釈・例文と解釈・反対語・類語(シソーラス)や言い換え・英語と解釈」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「援護射撃」とは?
- 「援護射撃」の表現の使い方
- 「援護射撃」を分解して解釈
- 「援護射撃」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「援護射撃」の反対語
- 「援護射撃」の類語や類義語・言い換え
- 「援護射撃」の英語と解釈
「援護射撃」とは?
「援護射撃」という表現は、「敵の攻撃から味方(自軍)を守るために、側面・後方から射撃を行うこと」や「関係のある人(困っている人)に加勢してかばうため、発言したり行動したりすること」を意味しています。
「援護射撃(掩護射撃)」というのは元々、「自軍を守るために、敵に側面から射撃を加えるという軍事用語」ですが、その意味が転じて「関係がある人・困っている人に味方して、発言したり行動したりする」という意味を持つようになりました。
- 「援護射撃」の読み方
「援護射撃」の読み方
「援護射撃」の読み方は、「えんごしゃげき」になります。
「援護射撃」の表現の使い方
「援護射撃」の表現の使い方は、「敵の攻撃から味方を守るために、側面・後方から射撃を行う」という軍事用語の意味で使うという使い方があります。
更に「援護射撃」という表現は、「関係のある人(困っている人)を支援してかばうため、発言したり行動したりする場合」に使われます。
例えば、「仲の良い友人が反対者に追い詰められていたら、援護射撃してあげるのが当然です」といった文章で、「援護射撃」という表現を使用することができます。
「援護射撃」を分解して解釈
「援護射撃」という表現を「援護」と「射撃」に分解して、その意味を解釈していきます。
- 「援護(掩護)」【えんご】
- 「射撃」【しゃげき】
「援護(掩護)」【えんご】
「援護(掩護)」という表現は、「味方の言動や拠点を敵の攻撃から守ること」や「仲間をかばって危険・損害から守ること」を意味しています。
「援護」というのは、「仲間(味方)の言動・信念・拠点などを支援して守ること」を広範に意味する表現なのです。
「射撃」【しゃげき】
「射撃」という言葉は、「銃器・大砲の弾丸を標的に向けて発射すること」を意味しています。
「援護+射撃=援護射撃」で、「仲間(自軍)を敵から守るために、側面・後方から射撃すること」や「関係する人(困っている人)を守るために、行動したり発言したりすること」を意味しています。
「援護射撃」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「援護射撃」を使った例文・短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「援護射撃」を使った例文1
- 「援護射撃」を使った例文2
「援護射撃」を使った例文1
「応援に来てくれた味方の援護射撃によって、敵の攻撃態勢が崩れたおかげで、私たちの部隊は全滅を免れることができました」
この「援護射撃」を使った例文は、「応援に来てくれた味方が側面(後方)から敵を射撃して、敵の攻撃態勢が崩れたおかげで、私たちの部隊は全滅しないで済んだ」ということを意味しています。
「援護射撃」を使った例文2
「身に覚えのない金銭の窃盗について、職場のみんなから疑われて責められていたのですが、友人が援護射撃してくれました」
この「援護射撃」を使った例文は、「身に覚えのない金銭の窃盗について、職場のみんなから疑われて責任追及されていたが、友人が私をかばって弁護や反論をしてくれた」ということを意味しています。
「援護射撃」の反対語
「援護射撃」の反対語を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「裏切り・利敵行為」
「裏切り・利敵行為」
「援護射撃」の反対語として、「裏切り・利敵行為」を上げられます。
「裏切り」というのは、「仲間(味方)からの信義・期待に反して、敵の側に付くこと」を意味する表現です。
「利敵行為」という表現は、「仲間(味方)を裏切って、敵に利益を与えるような行為」を意味しています。
それらの意味から、仲間(味方)を守るために行動したり発言したりすることを意味する「援護射撃」とは反対の意味を持つ反対語(対義語)として、「裏切り・利敵行為」を指摘することができます。
「援護射撃」の類語や類義語・言い換え
「援護射撃」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「仲間の支援・味方の応援」
- 「助太刀・仲間に加勢」
- 「サポート・アシスト」
「仲間の支援・味方の応援」
「援護射撃」の類義語・言い換えには、「仲間の支援・味方の応援」があります。
「援護射撃」という表現は、「仲間(味方)を支援したり応援したりするために行動すること」を意味しています。
その意味から、「援護射撃」と良く似た意味を持つ類義語(シソーラス)として、「仲間の支援・味方の応援」が上げられます。
「助太刀・仲間に加勢」
「援護射撃」の類語・言い換えとして、「助太刀・仲間に加勢」があります。
「助太刀」という表現は、「味方(関係者)が敵と戦っている時に、そこに参加して加勢(応援)すること」を意味しています。
その意味から、「援護射撃」の表現は「助太刀・仲間に加勢」という表現に言い換えることが可能なのです。
「サポート・アシスト」
「援護射撃」の類義語・言い換えとして、「サポート・アシスト」があります。
「援護射撃」という表現は、「味方をサポート(支援)して敵を攻撃すること」や「仲間をアシスト(援助)して共通の敵と戦うこと」を意味しています。
それらの意味から、「援護射撃」と良く似た意味を持つ英語の類義語として、「サポート・アシスト」が上げられます。
「援護射撃」の英語と解釈
「援護射撃」という表現は英語で書き表すと、以下のようになります。
“cover fire, covering fire”(軍事用語の援護射撃)
“protective fire”(味方を守るための射撃・援護射撃)
“back up”(仲間をバックアップする・援護射撃する)
“support”(サポートする・支援する・援護射撃する)
- “I supported an orphaned my friend at office.”
“I supported an orphaned my friend at office.”
「援護射撃」の言葉を使ったこの英語の例文は、「私は職場で孤立した友人を援護射撃(支援)しました」ということを意味しています。
「援護射撃」という言葉について徹底的に解説しましたが、「援護射撃」には「敵の攻撃から味方(自軍)を守るために、側面・後方から射撃を行うこと」や「関係のある人をかばうため、発言したり行動したりすること」などの意味があります。
「援護射撃」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「仲間の支援・味方の応援」「助太刀・仲間に加勢」「サポート・アシスト」などがあります。
「援護射撃」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。