「定かではない」の意味とは!言葉を徹底解説
「定かではない」という表現を使った経験があるでしょうか。
ここでは「定かではない」という言葉について紹介していきます。
目次
- 「定かではない」とは?
- 「定かではない」の表現の使い方
- 「定かではない」を使った例文と意味を解釈
- 「定かではない」の類語や類義語・言い換え
「定かではない」とは?
「定かではない」という表現にははっきりしていない様子、不確かである、などという意味があります。
明らかになっていない、または把握できていない、などという意味があるのです。
疑問視する、不安を感じる、期待できない、などというニュアンスが含まれており、例えば何かを質問されたとき、何となくしかわからない、はっきりとはわからない、などという場合に「定かではないけれど」と表現できます。
あるいは、予定が「定かではない」ということもあるのではないでしょうか。
誰かから夏休み等の予定を聞かれてもまだ「定かではない」、決まっていなくて答えられない、ということもあるかもしれませんね。
- 「定かではない」の読み方
「定かではない」の読み方
「定かではない」という表現は「さだかではない」と読みます。
少々硬い言い回しですので日常的には使わないかもしれませんが、かしこまったときにはぜひ使いたい言い回しです。
「定かではない」の表現の使い方
はっきりしているわけではない、また変更する予定がある、などという時は「定かではない」という表現が使えます。
例えば、バーベキューやパーティーなどに招待されていて何か料理を持ち寄りする場合、何を持っていこうかまだ決めていないとしましょう。
周りから「何も持っていくか決めた?」と聞かれたら、「まだ定かではないんだけれど」と答えられます。
長期休暇の予定を聞かれた場合、「定かではないけれど、実家に帰ろうかと思っています」と答えることも可能ですね。
「定かではない」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「定かではない」を使った例文1
- 「定かではない」を使った例文2
「定かではない」を使った例文1
「定かではないけれど、日曜日は動物園に行こうかと思っています」
まだ漠然とした計画だけれど日曜日は子供を連れて動物園に行こうと考えている、などという場合は「定かではない」という表現が使えます。
まだ変更される可能性がある、まだどうなるかわからない、という場合にこの表現が使えますので、ぜひ覚えておきましょう。
職場の人から予定を聞かれたときなどに使える言い回しです。
「定かではない」を使った例文2
「定かではありませんが、実家には帰らずにのんびりしようと思っています」
長期休暇の予定を聞かれたときなど、人によっては実家に帰るという人もいるかもしれませんが、人によってはのんびり過ごしたいと考えているかも知れませんね。
まだ予定が決まっているわけではない、どうなるかわからない、などという場合は「定かではない」という言い回しが使えます。
「定かではない」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介します。
- 「疑わしい」【うたがわしい】
- 「確かでない」【たしかでない】
「疑わしい」【うたがわしい】
「疑わしい」というのは不確実である、本当かどうかわからない、という意味になります。
疑いや疑念を受けやすい時にこの表現が使われます。
「確かでない」【たしかでない】
「確かでない」というのは正体がはっきりとしない、正体不明、怪しい、などという時に使われます。
形容動詞「確かだ」の連用形に打ち消しの助動詞をつけた形になります。
「定かではない」という表現は職場等でもよく使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
少々かしこまった場所で使えると良いですね。